これまでネットや対面でご相談にのらせて頂いた方の中から、
ご相談をアップさせて頂きます。
 
ご本人様の許可は得ておりますが、一部個人の特定に繋がる部分やご相談に直接関係していない部分は修正変更をしてあります。
 
 
 
「別れた元カレに拘ってしまう」
猫吉さん 
 
まどかさん。こんにちは。
三年近くも前に終わった恋愛なんですが、まだ吹っ切れていない自分がいます。

彼とは彼からのアプローチで付き合いました。
一目惚れだったと言われました。
彼は最初の頃から結婚したいとか同棲したいとか、色々優しくしてくれていたんですけど、段々彼の自分勝手に私が振り回されている感じになりました。
その事で小さいケンカはありましたけど、大きいケンカはありませんでした。
<一部略>
会ってから半年目にやっぱり同棲をしようと言われたんですが、私は同棲はしたくないと断ったら彼がデートをドタキャン。
すねるとそういう態度に出る彼と電話でケンカになって、私からはずみで別れ話を切り出してしまって、、怒った彼に電話を切られてしまいました。
私も後で冷静になったので、私はやり直したいし別れるのでも会って話し合いたいと何度か連絡しました。
ブロックはされていませんでしたけど、返事はなかったです。
その代わり、私から連絡すると彼のSNSには私とデートに行った場所の画像がアップされたり、女性と二人の仲良しツーショットをのせて「友達の〇子ちゃん。歌うま!彼氏さんといつまでも仲良くね」みたいな事が書いてあったり。
 
彼がどういうつもりかもうわからなくなって。
最後に私から連絡して二ヶ月位たって、もうダメなんだと思って最後に一度だけ電話して彼が出なかったので諦めました。
恋愛本なんかにも、二ヶ月連絡待ちしても連絡がないならもうダメだとあったので。
 
その後彼からはまったく連絡がなかったです。

友達にもそんな男はやめた方が良いと言われたし、そんな事で音信不通にする男は私を本当に好きだったはずないと言われます。
だけど、どうしても時々復縁を考えてしまって。
 
自分でもしつこいなと思いつつ、最初のケンカ電話から一年位して挨拶みたいなメールを送ったら、挨拶だけの返事がありました。
でも、その後は何度かメールしても返事がありません。
SNSも一年前から更新されてないです。
完全無視されていたので、私ももう一度諦めました。
 
もう一度諦める事になって二年たってしまっています。
その後、他の人と付き合おうとしても上手く行かなくて、上手くいかないと彼を思い出してしまいます。
終わっているのに自分でもしつこくて嫌になります。
復縁はもう無理だとわかっているのに、どこかで彼に拘ってしまうんです。
この失恋から立ち直るにはどうしたら良いんでしょうか?

 
こんにちは。まどかです。
辛い形のお別れを経験してしまったんですね。
 
まず、相手が結果的には音信不通にする形で終わった恋愛というのは、猫吉さんでなくてもなかなか綺麗さっぱり忘れられないものです。
あんまりご自分をしつこいと責めないで下さいね。
 
この彼さんは、自分勝手な上に変にプライドが高いんでしょうね。
更に言うと彼は自分に自信がないんです。だからとにかく早く同棲したり結婚して、簡単に相手に去って行かれなくて済むようにしたかった。
同棲や結婚に関しても考えている事がちょっと子供だなと思います。
(突き詰めれば男性の結婚したいという決断は、相手を失いたくないという理由の場合も多いんですけど(笑)通常はもうちょっと慎重に考えます)

もちろん、そんな相手のニーズに猫吉さんは応じる必要はなかったです。
 
猫吉さんの優しさに彼が甘えっきりになっていたように思います。
すがっていたのは彼の方でもあったんですよ。
 
この彼はケンカで電話を切った後、元々はハッキリ別れようと思って知らん顔をしていた訳じゃないんです。
猫吉さんから別れ話を切り出された事にへそを曲げていたというのが一つ。
あとはうっかり話すと別れ話になると思うから無視していたという所だと思います。
 
女性の感覚や大人の男性なら、そうやって無視していたら結局別れる事になるよ、、、と判断出来るんですが、男性の思考回路はそうなっていない方も多いです。
 
お若い日本人男性の世代には特に多いです。
 
彼らは自分から連絡を絶ったんだから自分からまた行けばどうにかなると思っていやがります(笑) 何考えてんだ・・
 
彼も猫吉さんがすがってもっともっと追いかけてくるのを待っていたんでしょうね。
君は小学生なのか!!と突っ込みたい彼さんなんですわ。
別れ話を切り出された事に、自分の自己中を棚にあげて意固地になっていた。
 
それは彼に猫吉さんへの気持ちがなかったというのとは違います。
そこはもう悲しまなくて大丈夫ですよ。
 
ですが、猫吉さんが彼とお別れを決意された事自体は正解です。
 
そこで忍耐強く彼にアプローチを繰り返し、その場は同棲を了承してご機嫌を取ったら、この彼に限っては返事をしてきて上手く行ったかもしれません。
でも彼が自分の甘えの通らない所でまたすぐ同じ事が繰り返されたはずです。
それは仲直りして三日後に起こったかもしれません。
 
この彼には自分の自己中や甘えを反省するという力がない。
だから、子供のままなんです。
人は自分の過ちを素直に反省するからこそ大人へと成長していけます。
 
当時、その彼に我慢の限界を感じていたからこそ、はずみとは言え猫吉さんもお別れを言い出されたのじゃないかしら。
 
失恋が猫吉さんに刺さってしまっている問題は、彼が猫吉さんを無視していた時にどういうつもりだったのかわからなかったという点。
そして、彼との強制終了のタイミングに、ちょっと計画性がなかったという点です。

猫吉さんの本心の中に、まだ諦めたくなくて彼が好きという部分があったと思います。
両想いではあったわけですし、その可能性を感じていた状態でしたからね。
 
恋愛マニュアルにある音信不通分析というのは、一般的な見解や平均的に見てそうだというあたりが書かれています。
だからその彼の性格やどういう状況での音信不通だったのかで、一律にこうですとは判断出来ません。
 
恋の強制終了に心が追いつけなかった為にお別れが心に刺さってしまった___
タロットカードにもそう出ています。
 
更にもう一つ深い問題があって、この彼との失恋で猫吉さんは自分の心の奥にある活力まで奪われているようなんです。
この彼とのお別れが心に刺さって新しい恋愛にエネルギーが上手く注げないというのは、その問題もあったようです。
 
ですが、近々この問題にはなんらかの進展があります。

猫吉さんから彼にもう連絡する必要もないし彼からも連絡は来ません。
失恋の傷から立ち直る状況的な何かが訪れます。
それは少々ショッキングな事柄かもしれません。
結果から言うと、猫吉さんはこの失恋からちゃんと解放されますし、解放されて良いです。
それはそう遠くなく来ますから、あと少しの辛抱です。

この彼と猫吉さんは言ってしまえば結ばれない方が良い同士だったんです。
最後にその男性と女性がくっつくかは縁や運が決める部分があります。
この彼とそれ以上に長く付き合っていたら、猫吉さんはもっと辛い思いをしもっと傷つく別れが待っていたのは避けられなかったでしょう。
猫吉さんはこの彼の犠牲になる必要のない女性だったから、これ以上の傷が出来る前に縁や運が結ばせなかったように思いますよ。