Aちゃん(中2)は今年も
中学校の文化祭の合唱コンクールの
伴奏者に選ばれました。

「遠い日の歌」という
パッフェルベルのカノンのメロディーが
所々入っている、美しい曲です。

レッスンのーとには
「今年も伴奏者に選ばれました。
 頑張ってほしいです!」

という、お母さんのコメントが
書いてありました。

お母さんの喜び、我が子を誇りに思って
いる様子が伝わってきました。

わたしもお母さんのご期待に添えるように
頑張って指導していきます。

Aちゃんが、これからピアノを
上達していくために、今年はこんな要望を
しました。

「合唱の曲を練習しながら、
 ピアノの教材の曲も練習してほしい。」

普通に言っても、聞いてもらえないと
思ったので(去年は聞いてもらえなかった)

コーチングの要望を伝えるスキルを
使ってみました。

1. 教材の曲を練習する大切さ、意味や、
  教材をこなすことで、
  上達のスピードが速くなることを説明。


2. その上で、クラスのみんなが、
  Aちゃんの上手な伴奏を期待して
  楽しみにしているよと伝える。

3. 去年伴奏の練習していて、
  良かった点を話す。(承認する)

4. 最後にストレートに要望を伝える。

最初は、少し顔がひきつっていた
Aちゃんでしたが、レッスンが終わる頃には

「教材の曲も仕上げてくる~!」

と、言ってやる気になって
お家に帰りました。

心にストレートに入る要望の仕方って
あるのだなと新たな発見をしました。

コーチングの手応えを感じました。

Aちゃん、先生も期待してるからね。
次のレッスンまでにどれだけ上達できるか
楽しみに待っていますね。
    



 

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