昨年、睡眠改善インストラクターとなり
睡眠について学んでいます。
それで
睡眠は食べ物の影響が
大きいということが
わかってきました。
口に入れるものから
身体が作られているので
健康でいるためには
食事が大事。
どこの切り口から入っても
そこに行きつきますね。
栄養のバランスが大切、と
いうことは
もう、語り尽くされているというか
分かりきっていることですが
1人1人の体質も違いますし
生活パターンの違いもあり
意識していても
なかなか難しいことだと思います。
「快眠」についての情報
(朝日を浴びて
日中に適度な運動
眠る前の行動
眠る時の環境など)は
多くありますが
睡眠と栄養に関して
研究している方は
まだ少ないので
どんな風に学んでいけば
いいのかな?と
思っていたところ
「日本睡眠栄養改善協会」の
勉強会にお誘い頂きました。
「睡眠栄養」という言葉から
「これを食べれば快眠!」と
いう話が聞けるのではないか、と
期待したのですが
そうではなく、
自律神経のバランスを
整えることが大切だ、という
お話でした。
勉強会の形式が
参加者の睡眠の悩みに
答えていくもので
睡眠と栄養については
一部だったため
少し残念でありましたけど
これを食べれば
「すぐに効果が!」とか
「これだけで!」という
魔法のようなものはないっ
ということが分かりました。
急激に上がるものは
急激に下がる
急激に効果があるものは
急激に効果が薄れる
バランスは長く保てない。
身体に効果が
現れるにはある程度の
時間が必要ですし
なんでもそうですよね。
分かっているのになあ。
魔法を探してしまいがち・・
今回の勉強会で学んだ事は
交感神経と副交感神経の
ONとOFFのスイッチが
上手く切り替えられることが
睡眠の質やリズムの改善に
つながる、ということ。
ヘッドセラピーのお客様は
ほとんどが女性で
日常的に食事を作っている方が
多いので
睡眠改善のための食事を
提案できたらいいなあ、と
考えています。
食生活→睡眠→心・身体・→仕事
ちょっと方向性が
見えてきました。
【知っていて欲しいこと】
介護施設に勤務している方が
勉強会におられて
多い悩みの一つに
「眠れなくなった」というのが
あるそうです。
で、問題になっているのが
不眠を訴えて病院へ行き
お薬をもらってくる。
お薬を飲むけれど改善せず
さらにお薬が増えていく。
と、いうことが起こっているそうです。
年齢を重ねていくと
睡眠の質が落ちていきます。
深く眠れる時間が少なくなっていく。
「前は8時間眠れていたのに
今は6時間しか眠れない」と
いうのは自然なことで
病気ではないのです。
質が落ちていくことを知らないと
不眠症だと思ってしまい
不安になり、さらに眠れなくなる。
真面目な人ほどその傾向が
大きいようです。
周りにそのような方が
おられましたら
睡眠の質は年齢と共に
変化していくことを
お伝えください。
何時間眠ればよいか、
良い睡眠とはどんな状態か、
これは個人差がとても大きいので
身体の変化と共に
微調整しながら
自分にあった時間や状態を
ぼちぼちと
探していくしかないのです。
睡眠改善インストラクターは
そのお手伝いをしています。