限られた時間だからそう思うのかも知れない、でもそれを言い訳にしたくない。
普遍的でつまらないと思うより、異端で居る勇気が俗称で言う天に与えられた才能。
言葉には何かが詰まってる、造形しがたい何かが。
敢えて形にするなら粘土細工の過程の様な物で、多種多様、様々に形を変える。
だから何かが詰まってる、それが何なのかなんて形付けと色付け次第。
何かをやらないと、何も始まらない。
何時か動かないと、何時までも進まない。
自分の世界を変えられるのは、自分しか居ない。
自分の世界に色を塗るのは、自分しか居ない。
誰かに彩られる世界は多分つまらない、誰かを真似た描写はきっとつまらない。
立ち上がって見る景色は、歩いた後に欲しがる水は、恋をした後のざわめきは、全て自分が記した世界地図。
どれだけ想いを馳せても、どれだけ思念を巡らせても、動く事を知らない椅子はそこにあるだけの事実。
人が動く理由は簡単で良い。
人が生きる理由はもっと簡単で良い。
想う事は難しくてもいい、考えは浅はかでも良い、動けない愛よりその方が良い。
世の中のシンプルを難しくしているのは、自分自身に対する言い訳、持たざる者と言う言い訳。
言い訳を言う暇もない位歩いた時、何時もとは違いすぎる景色に踊る心をきっと夢と言うのかも知れない。
夢は夢のままより、生きる意味である方がもっと夢らしい。
特別何かがある訳じゃないけど、もう少し自分に頑張りを持たせる為の一言が必要だった。
それが誰かの為になればそれが一番幸せな事。
笑って泣く、たまに考える。
そんな礎の一粒になれば良いと思った真夜中。