D.F.の闇鍋領域 アメブロ版 -220ページ目

09-10CL GL 2nd ルビン・カザン×インテル 感想・評価(090930)

 
 カンビアッソとサネッティ。それぞれ優秀な選手なのだが、ダブルボランチとして組ませると、
サイドと中央、開くか絞るかでバランスがとれなくなるのか、従来の安定感が感じられなくなっ
てしまった。
 そして失点シーンでの、ルッシオの妙に軽く感じられる守備(マイコンの寄せも……)。
シュートチャンスのシーンを含めて、今日のルッシオはあまりよくなかった。
 加えて、バロテッリが若さ溢れるプレーを披露した結果、退場。
 D.ミリートが直前に傷んだらしく、代わりにバロテッリを先発させると、控えにはストラ
イカーがおらず、前線の選手ではクァレスマ、マンシーニしかいないという有様。
エトー、ミリートの2トップは強力だが、そこにバロテッリを中盤で併用すると、あとは、
実力はあるが最近は控えにも入っていないスアソ、実力は未知数のアルナウトヴィッチくらい
しか残らないという選手編成である。
これは、この試合でまったく存在感を示せなかったマンシーニ、クァレスマという両ウィング、
すなわち、昨シーズン失敗に終わった4-3-3システムに再挑戦するための選手を残した結
果、センターフォワードに割く枠がなくなってしまったと考えていいだろう。
ここにクルスや、あるいはクレスポが残っていれば、また違うオプションも使えたのだろうが
……。
 
 舐めてかかった結果といえばそれまでだが、連携面でまったく機能しないマンシーニやクァ
レスマを起用し、それが実を結ばないままズルズルといってしまうというのは、昨シーズンに
失敗した部分となんら変わりないのが心配ではある。
 さらに、得点力不足の原因として、エトー、ミリートといったボールを細かく回しながら突
破を図れる選手に対して絡んでいけるのが、現在のところではスナイデル、スタンコヴィッチ、
モッタ、マイコンあたりだが、この試合ではそのうちのスナイデルとモッタを欠いていたとい
うことも大きいだろう。
怪我から復帰したので、これからはカンビアッソもここに絡んでいけるとは思うが、中盤から
の押し上げが欲しいと思うのは、今シーズンここまでの感想である。
 
 ルッシオ、サムエルのセンターバックコンビが安定していることは確かなのだが、筆者の個
人的意見としては、もっとコルドバも起用してほしいものである。
 付け加えるならば、マンシーニはともかく、クァレスマは面白い選手だと思うので、うまく
フィットしてくれれば、これも個人的には嬉しいのだが……。