さよなら、ガスペリーニ(110921)
「ガスペリーニさんの続投?」「うん、それ無理♪」
はい、そんな感じですw
折角、前節ローマ戦で改善されたかと思われたバランスを、早速ぶちこわしにしてしまいました。
では、そんなバランスをぶちこわしにしたフォーメーション(↓に記載)をどうぞ。
インテルのスターティング・フォーメーション・イメージ
前節でバランスが改善されたのは、シュナイデルが中央に陣取ることで攻撃の起点になると同時に、3-4-1-2の4のライン(左からオビ、カンビアッソ、サネッティさん、長友の並び)が強度を増したことによって守備も安定したから。
ところがこの試合では、シュナイデルが攻撃に参加すると左サイドに寄っていくということもあって、左サイドの高い位置にフォルラン、シュナイデル、長友の3人が固まるような形になってしまった。
すると中盤の底はカンビアッソがほぼ1人で、そこから右サイドにかけてはサネッティさんがというように、かなり広い範囲をカヴァーする必要が出てくる。
これによって選手間の距離が離れてしまい攻撃のリズムは狂い、さらにサネッティさんは落ち着いたサポートをするタイプであり、そのうえ3バックなので、右サイドの高い位置でカスタイニョスがボールを持ってもその外側を駆け上がってくる選手がおらず、結果孤立してしまって中央に戻さざるを得ないという状況になってしまう。
同時に守備面でも、ボールを奪われたら3バックの前はスカスカというザル状態。これはパレルモ戦とほぼ同じ様相。
そこにノヴァーラの放り込み攻撃を受け、スピードに長けているわけでもないディフェンス・ラインがさらに苦戦を強いられる。
で、前半中にディフェンス・ラインを破られ、メッジョリーニに先制点を奪われてしまう。
後半開始の時点で交代枠を2枚使用(OUT:フォルラン→IN:パッツィーニ、OUT:カスタイニョス→IN:オビ)。
なんでフォルランを下げるのか。
カスタイニョスは先に述べたとおり、戦術の犠牲者であり、彼に落ち度があったというわけではない。
交代によって修正したフォーメーションは下図のようなもの。
インテルの後半開始時点のフォーメーション・イメージ
バランスを失ったパレルモ戦の布陣から、慌ててローマ戦の布陣に変えてみたようなもの。
形だけを整えてみても、狂った歯車は元には戻らず、時間ばかりが過ぎてゆく。
そして67分(UEFA.comのデータによる)、シュナイデルに代えてサラテを投入。
この時点で、もうどう手を打てばいいのか、アイデアもないということを晒してしまったようなものだろう。
その後、試合終了を待たずにシュナイデルがロッカー・ルームへ引っ込んでしまうという事態が発生。すでに求心力を失ってしまっていることが露呈する。
試合終盤、状況を打開することができないままにノヴァーラの攻撃を受け続ける中で、ラノッキアがエリア内に侵入してきた森本を倒してしまう。
判定はカルテッリーノ・ロッソ(伊:レッド・カード)。10人になり、追加点も奪われる。
数分後にカンビアッソが1点を返したことで、同点までなら可能性はあるか、と思った途端に止めの3点目を奪われてティロ・フィナーレ――もとい、ジ・エンド。
○ ノヴァーラ 3-1 インテル ×
・メッジョリーニ ・カンビアッソ
・リゴーニ 2(PK 1)
正直、もう後半開始の時点で試合を観る気が薄れ、この記事を書き始めてましたw
退場、追加点の時点でもう観るのやめようかと(_ _;
「もういいや」と思う試合はときどきあっても、ここまで「観るのが嫌になる」試合というのも、一体いつ以来やら……。
そんなわけで、こんな醜態を晒してしまっては、続投はないでしょう。
もう顔も見たくありません。
次はいい監督さんが来てくれるかなぁ?
あ、でもこの人ってモウリーニョさんの肝煎りだったんだっけ……。
この人選は当てにならなかったなぁ(- -;
あぁ、そういえば、キヴが退場にならなかったのはラッキーでした(^^;
早い時間帯(前半中だったかな?)のうちに試合を壊さなかった、という意味では、この試合のレフェリーはいい仕事をしたと思います。
どうもキヴは頭部を負傷して以来、それ以前の安定感がなくなってしまった感じで……(_ _;