日本、意外wな善戦(100620) | D.F.の闇鍋領域 アメブロ版

日本、意外wな善戦(100620)

 
 いや、本当に意外な感じで、戦えてしまっている感じが(^^;
 思うに、あのイングランド戦 が契機になったのではないかなぁ。
と、いうのも、あの試合の評価は、マスコミをはじめとして「世界トップクラスの強豪を
相手に、ほぼ互角の戦いを見せた」というのが国内での論調だったから。
実際のところ、この試合でのイングランドは著しく精彩を欠いていたのだが、先述したよ
うな評価をされた結果、あるいは試合内容から「このやり方なら、結構いい線いくんじゃ
ないか?」と監督、選手たちが信じてしまったのではないだろうか。
それにより、ある種の自信を持ってカメルーン戦に挑み、これまたチームとして機能しな
い相手に結果を出し、「これならやれる」と確信を得てしまった、と。
そしてそのままオランダ戦に臨み、自信を持って、あるいは迷い無くプレイした結果、好
ゲームを演じることができたのではないだろうか。
 
 
■グループC
 
△ アメリカ 2-2 スロヴェニア △
 ビルサ、ドノヴァンと、これぞ「10番」といったゴールシーンを見せてくれた試合。
同時に、アメリカの戦前の評価が過大だったのか、スロヴェニアが予想以上の健闘を見せ
たのか、判断の難しい試合でもあった(^^;
 
△ イングランド 0-0 アルジェリア △
 前の試合では敗れはしたものの、予想外のテクニックと、テンポのいい速いパス回しと
いうメキシコを彷彿とさせるプレイで、個人的に要注目のチームとなったアルジェリア。
そっと応援はしていたものの、イングランドを相手に引き分けるとは(^^;
 正直、ギャレス・バリーが復帰するということで、イングランドが圧勝するのではない
かと考えていた。ところが、バリーが戻ってきても、まだ調子が上がってこない。
その一因には、サイドアタッカーの不調があるだろう。
冒頭に挙げた日本戦の時点ですでにそうだったのだが、スパーズでは猛威を振るうアーロ
ン・レノンが、その突破力を発揮できていない。単純に勢いだけなら、今はレノンの交代
要員として使われている、ショーン・ライト‐フィリップスの方がいいように思える。
 そしてまた、チーム全体としての不調とレノンの不調の共通点として、強引さが足りな
いという部分があると思う。
まるで日本がうつったかのような、「自分以外を使う」という、履き違えたチームプレイ
をしてしまっているように思えてしかたがない。
レノンの場合は、多少無茶に思えてもつっかけて行くのがある種の魅力であり、そこから
チャンスが生まれることもある。ランパードも、チャンスと見たなら後ろから飛び出して
行くのが持ち味だ。
だが、ここ最近のイングランド代表の選手たちは、互いに譲り合い、フォローしあうこと
ばかりに終始しているように感じられるのだ。
ライト‐フィリップスがいいように感じられるのは、このあたりもあるだろう。代表でも
自分で前に持って行く、というプレイを見せているからだ。
 それにしても、名将・カペッロがここまでチームを修正できないというのも、不思議な
話ではある……(- -;
 
チーム名 得点 失点 得失点 勝ち点
スロヴェニア 1 1 0 3 2 +1 4
アメリカ 0 2 0 3 3 ±0 2
イングランド 0 2 0 1 1 ±0 2
アルジェリア 0 1 1 0 1 -1 1
 
 
■グループD
 
× ドイツ 0-1 セルビア ○
 CLでのインテル、今大会のスペイン×スイスと同様に、ミス無く、連携した守備を完
遂したチームが勝利するという結果になった試合。
 セルビアの側からすれば、中盤を密にすることで、ドイツのパスの出しどころに圧力を
かけ、同時にパスコースを限定する、という戦い方が功を奏したということになる。
 ドイツの側からすれば、クローゼの退場がいかにも痛かった。しかも前半の退場とあれ
ば、なおさらである。
守備にも貢献する選手であるがゆえ、1枚目のカードをもらった時点で想定できたかもし
れない事態だが、ベテランなだけに、回避してほしかったところである。
バラックの不在も遠因ということになるだろうか。若手選手が多く、イエローカードをも
らった時点でクローゼに対して「今日のジャッジではもう1枚もらう可能性がある。後ろ
は俺たちに任せておけ」と言えるようなベテランがいなかったのが、一つの要因だろう。
 ジギッチはここまで目立った活躍はできていないが、決定的な折り返しをひとつ決めて
みせた。
 一方、ポドルスキは再三チャンスを生み出しながら、最終的にゴールを挙げることがで
きなかった。このような場合、「今日は彼の日ではなかった」と割り切って見切りをつけ
るか、「調子は悪くないのだから、試合が終わるまでには1本ぐらい決めるだろう」と使
い続けるかの判断が難しい。結果からすれば、前者の判断をすべきだったのかもしれない
が、あれだけ決定機を作り出していれば、そりゃ替える気にはならないよなぁ(^^;
それにしても、PKまで決まらないとは……。
 今大会、ここまでレフェリングが気になるという場面はほとんどなかったように思う。
これは、適切なジャッジングができていて、いい意味でレフェリーが「消えていた」から
だろう。
しかし、この試合では残念なことに、レフェリーが目立つ一戦となってしまった。
南アフリカ×ウルグアイで、南アフリカのGKクーンが退場になったあたりから、どうも
ジャッジングの質が落ちてきてしまっているように感じられてならない……(_ _;
 スタンコヴィッチとラームのマッチアップに、なんかCL決勝を思い起こさせる試合で
もあった。
 
△ オーストラリア 1-1 ガーナ △
「ちょw ロゼッティさんwww」 そんな感じな試合(^^;
あの一発退場になったあたりのジャッジングは、実にロゼッティさんらしいジャッジだっ
たかと。几帳面というか、毅然としてるというか……。
 セルビアがいつも通りの試合をできなかったという部分もあったが、初戦のガーナはア
フリカの国であるという、ある種のホーム・アドバンテージに後押しされていたのかなぁ。
 
チーム名 得点 失点 得失点 勝ち点
ガーナ 1 1 0 2 1 +1 4
ドイツ 1 0 1 4 1 +3 3
セルビア 1 0 1 1 1 ±0 3
オーストラリア 0 1 1 1 5 -4 1
 
 
■グループE
 
○ オランダ 1-0 日本 ×
 本記事冒頭のとおり。本当に意外な善戦。
 ただ、オランダの方もなんだろう、サイドアタッカーがいないと調子が出ないのかなぁ?
そんな風に感じさせる試合でもあった。
 カイトはキープ力はあっても、縦の突破力を持っている選手ではないし、V.D.ファール
トも、ワイドに開くよりもセンターで勝負するタイプだ。純粋なウィンガー、ないしサイ
ドアタッカーがいないので、やや一本調子になるきらいがあるのかもしれない。
右はまだ、カイトが外に張ることでV.D.ヴィールのオーヴァーラップと絡むことができる
が、左のV.D.ファールトは中央へ寄るため、ファン・ブロンクホルストの上がりが単発に
なってしまう。
このあたり、改善の余地がありそうな感じである。
 それにしても、川島はいいプレイをしていたなぁ(^^;
スナイデルのシュートこそはじきそこなったものの、アフェライとの一対一を防ぐし。
ここまでのGKのキャッチミスといい、やっぱりジャブラニはブレるなり、微妙にスライ
ドするなりしてるのかなぁ?
オランダからすれば、もうひとつ早いタイミングでシュートしてれば、追加点を取れたか
もしれなかったなぁ。
 
○ デンマーク 2-1 カメルーン ×
 さすがに敗退が懸かっているとあって、白熱した試合となった。
 ここにきて、エトーがセンターで先発。デンマークの中盤と最終ラインの間に生まれた
スペースを活かし、早々に先制。で、そのスコアラーがエトーなあたり、さすが。
 デンマークのゴールは、ともに右サイドから。スピードを活かして抜け出し、決定機を
作った。
 う~ん、熱い試合だった。
カメルーンは初戦からこの戦い方ができてればなぁ。勿体ない……(- -;
 
チーム名 得点 失点 得失点 勝ち点
オランダ 2 0 0 3 0 +3 6
日本 1 0 1 1 1 ±0 3
デンマーク 1 0 1 2 3 -1 3
カメルーン 0 0 2 1 3 -2 0