合唱,今日のマエストロ練は素晴らしかった。

歌いながらSternenzeltが見えた。

 

・譜面に謙虚に,これまでのは忘れて

・言葉を単語のまとまりでちゃんと言う,はっきりしゃべる

・音節ごとにしない,スタッカートははっきりさせるだけ

・話し言葉に近い発音で

・全体が1つのヴァリエーション,二重フーガはよくあるものよりもずっと遅い(マーチは今日はまだ)

・テンポの関係は一貫している,Poco AdagioやMaestosoは倍のテンポなどにはならない

 

ということで,愛聴して来日公演にも行ったヘレヴェーヘの解釈にかなり近い。

ヘレヴェーヘを聴く前に楽譜を見てシンセでオーケストラ部分を打ち込んだりしていたので,自分としても拍子などの違いだけでテンポは一貫しているはずなのに,巷の演奏の多くは何でそう場面場面で違うのか…?と思っていただけに,同じように考えておられる指揮者の方がおられるんだなと思った。

こういう演奏に参加できるのは,自分としては本当に幸運と言うしかない。

 

指導の方針も「歌う会」にかなり近く,バロックの延長上という感じ。

 

ヘブライ語の曲の前の休憩にご挨拶をして,それからの練習はヘブライ語でも本当に言葉に則した解釈で,いくつか質問を受けたけど言葉をきちんと表現するためのブレスの確認だったりで。

指揮もなるほどという感じで,今後の練習や本番が本当に楽しみになった。

 

とはいえ,来週はTとBはオーディション。

その前にリコーダー練習。

Bovicelliのディミニューション応用例の続き,ソプラニーノの慣らし,《笛の楽園》いくつか。

 

テオルボ練習は,カフェライヴの曲を一通り。

いくらかどう弾こうかまだ迷っている曲がある。

それを決めておかなくては。

 

〜 お知らせ 〜

An Evening Hymn

お花が溢れるカフェにてソプラノとテオルボによる夕べの小宴

 曲目(予定)
パーセル〈夕べの賛歌〉
モンテヴェルディ〈あのちょっぴり高慢な眼差しが〉
カッチーニ〈我が愛しのアマリッリ〉
イギリス民謡〈グリーンスリーヴズ〉〈ずるがしこい兵士〉
カプスベルガー アルペッジャータ 
ファン・エイク《笛の楽園》より 他

 

小田肇子(ソプラノ)
竹内茂夫(テオルボ,リコーダー)

 

日時 2018年10月27日(土)
   食事18時〜,ライヴ19時半頃〜

 

場所 けやきCafe (アトリエ欅舎)
   (京都市烏丸北大路交差点南東角より東徒歩1分,お花雑貨屋さん内)
     〒603-8143 京都府京都市北区小山上総町17 http://keyaki-sha.com/

 

料金 お食事2,000円+お飲物,ライヴ:投げ銭制(限定12席。満席)

 

お問い合わせ アトリエ欅舎
TEL 075-451-1178
FAX 075-451-0533
E-mail keyaki@if-n.ne.jp