Bartolotti 1640のとある曲のとある部分を練習していて,これは1,2cあたりの旋律らしき音をいかに残して別の半音とかとぶつけるかが勝負かなと思って,弾いた後に楽譜とにらめっこして色々自分なりに印を付けた。
難しい1640の曲集の中では易しい方だけど,とてもよく出来ていて感嘆。

ちゃんと音を残して次の音とぶつけると,全く違う音の世界が生まれる。
今まで何を弾いてたのかという感じ(泣)。

そしてそれってポップスやっていた時に共演者には「そうやって弾いて」とお願いしていたこと。
自分ではなかなか気付きにくい(汗)。


ただ,音を残すのは存外難しくて,指は次の備えをついつい従ってしまうから,ギリギリまで残していかにすぐ次の押さえにいけるか,よくよく考えておかないといけないと痛感する。

それでも,うまく音が残せて美しい7度や9度が鳴ると,ギター弾いていて良かったと思う。
しかも,4,5コースが高いリエントラントなので,2度も作りやすい。

これがキタローネになると,1,2コースがオクターヴ低いリエントラントなので,中音域?で2度のぶつかりが簡単にできるので,それがまた楽しい。
ただ,まだ咄嗟にはできないので,もっともっと慣れなくては。

キタローネは,低いFとFisの両方が必要な場面があるから,あまり使わない弦を外して代わりにどちらかを張ることを考えなくては。
そのための弦も手に入れなくては。