舞踏譜が手に入ったからde MurciaのResumenの中の曲と旋律をいくつか突き合わせてるけど…。

例によって間違いがちょくちょく。

コースが違うとかフレットが違うとかリズムが違うとか(これは編曲の範囲と言えなくもない)。

つまり間違って弾いていたということで,まったく油断も隙もない。

 

とつぶやいたところ,de Murciaの方が多声の原曲を伝えているという反応を頂いて,そのうちのいくつかについて論じているスペイン語の論文まで送ってくださった。

(ご本人は読まれていないらしい)

 

それにしても,である。

 

間違いが多いことでたぶん悪名が高いResumenであるし,同じ旋律が2回出てくるところで片方がコースやフレットやリズムが違うというのは明らかに間違いと見なして良いだろうけど,リズムそのものが舞踏譜と違うのはとても悩ましい。

 

あとは,旋律が和音の内声だったりすると,それをきちんと出したい箇所があるし,わかっていなかった新たな「発見」があるから,それも見直し。

 

本当はステップ1つ1つも確認していきたいところだけど,それはできる範囲で。

 

とはいえ,バロック・ダンスを実際に踊る経験をしておいたのは(今もたまにレッスンには行くけど)演奏をする上でも良かったとつくづく思う。

リコーダーとトラヴェルソはいつも通り。

ただ日曜の「集い」のためのCarulliは練習していない(汗)。

 

キタローネはBartolotti教本と通奏低音2曲の他に,ついにというか来年通奏低音で弾く予定のCouperin: Leçons de ténèbresの練習を開始!

まだ譜読みそのものも全部できていないけど,並行して弾いてしまおうという考えに。

 

まずはIncipitとAlephを練習。

これは何ともしみじみとした和声。

数字の多いテンション・コードの響きがたまらない!

 

少しでも良い貢献ができるように頑張る。