頂き物のモダン・チェロがあって,A線が切れていたのでずっと放置していたけど,ガット弦とバロック弓を別に譲って頂いていて,それもしばらく経つけど,ふと思い立って弦を全部張り替えた。
(駒その他は全くそのままの,なんちゃってバロック・チェロ)

 

たぶん最近バロック・ギターのフレット・ガット総入れ替えとか,キタローネの弦総入れ替えとかしていたからガット弦の交換にも慣れてきたらしい。

ちなみに,擦弦楽器は触ったことはあるけど全然弾けるというレベルではない。
 

そして弾いてみた。
エンドピンは使わずにふくらはぎに乗せる。
左手はウッドベースもやったことがあるからポジションはそれなりに何とかなりそうだけど,右手というか弓はよほどきちんとやらないとダメ。
そして,モダン弓は使えそうだけどバロック弓は毛の整備をしなくては。


チェロは趣味の範囲は超えそうにないから気楽に。

リコーダーは,19,17世紀の曲を。

19世紀前半のフルートとギターの曲集,たまたまなんだろうけど,この曲集の3曲ではg'より下がほとんど出てこないから,リコーダーでもG管アルトなら無理なく吹けてありがたい。

あとはFontana, de Selma, van Eyck。

 

トラヴェルソもとっても久しぶりに。

Telemannのデュオをする可能性があるから,どれにしようかと楽しく悩みつつ,その割に紙で持っている曲集が1752年の《ベルリン・デュオ》《ボローニャ・デュオ》,そして「新発見」のデュオで,よく演奏されている《ハンブルク・デュオ》はリコーダー版しかないし,カノン集は何もない。

IMSLPにファクシミリとかあるとはいえ,紙の状態にしておかないといけないなぁ。

 

あと,アンリュウのフェアで頼んでおいたバード・フラジオレットがやっとやってきた。

フェアの時にも思ったけど,結構な音量。

これなら息があまり余らずに済む。

バロック・ギターは短め。

少し構えを変えて,リュート的にしてみる。

右手も最近はサムインサイド気味。

これだと複弦も確実に弾弦できるし,ガット弦と相まって柔らかい音色が得られる。

それでLe Cocq,Corbettaラスゲアード,Corbetta「組曲」を練習。

キタローネも短め。

Kapsbergerアルペッジョとanonのサラバンド。

少しずつ,ホンの少しずつ余裕が出てきて,弦の位置とかフレットの位置がわかるようになってきた。

 

通奏低音の練習ができなかったのがちょっと残念。