Bach Collegium Japan
ルター500プロジェクトII 神戸公演
~ルターからバッハへ~
J. S. バッハ:教会カンタータ・シリーズ vol. 70
第327回神戸松蔭チャペルコンサート

J. S. バッハ
マニフィカトによるフーガ《わが魂は主をあがめ》BWV 733*
《シュープラー・コラール集》より〈わが魂は主をあがめ〉BWV 648*
M. プレトリウス 《シオンのムーサたち》(1607年)より
 8声のマニフィカト〈わが魂は主をあがめ〉

J. S. バッハ:カンタータ
《わがこころは主をあがめ》 BWV 10
《われいかで世のことを問わん》 BWV 94
《イエス、わが魂を》BWV 78 

指揮:鈴木雅明
ソプラノ:松井亜希
アルト:ロビン・ブレイズ
テノール:櫻田 亮
バス:浦野智行
オルガン独奏*:鈴木優人
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

BCJ神戸定期前半は,何と言っても、ゆうじんさんの右手チェンバロ、左手オルガンという小室哲哉をしのぐマルチ・キーボードでの両手弾きの妙!
BWV10の1曲目だけだったけど、巧みで、左手は時々しか見てませんでした。
なぜあんな配置なのかな?と最初に思いました。

前半その他としては、オルガン2曲目がカンタータにも引用されていて、ペダルが通奏低音なので忙しそう。

次のプレトリウスの8声のドイツ語マニフィカートは,コーリ・スペッツァーティを完全に壁に寄せて、とても効果的。
通奏低音は大オルガンで、下で聴くとタイミングはバッチリだったらしい。

後半でもゆうじんさんのオルガンとチェンバロの両手弾きはあちこちで炸裂。
とはいえ、トラヴェルソとコラールがお気に入りのBWV94と,レチタティーヴォの不協和音や音域の幅がダイナミックなBWV78の、それぞれの音楽の場面場面での使い分けがとても面白かった♪

だた、今日は、天気予報が大外れで小雨がぱらつく良くないコンディションだったために、弦の方々は大変そうだった。

終演後に撮影大会となったが、何と言っても贈られたお酒の箱の名前が「初孫」‼︎


リコーダーの練習は出かける前に短く。
R. Rognoni, de Selma, Pandolfi Mealliを。

バロック・ギターはやはり弾きたくて真夜中の練習。
液体絆創膏のお陰で,結局ほぼいつも通り。
Bartolotti, Corbetta, de Murcia, フランスの写本, Bartolotti続き,Corbettaラスゲアード。

ただ,ラスゲアードの練習はもっとした方が良さそう。
バロック・ギターのラスゲアードは,単にコードをかき鳴らすだけじゃなくて,1コースで旋律を奏でるようになっているし,親指も使うレピッコなどの多彩なパターンもあるから。


今日は最寄りの路線で人身があって,一時運休,それからもすごい遅延があって,予定が大幅に狂ったし,座れなかった。
こういう時,最寄りの路線の普通列車は割を食う。
どこの指令所でやっているのか知らないけど,列車のさばき方が偏っている。
60分も遅れた上に途中で特急を臨時待避させるとか,状況によっては普通を先に行かせても充分特急の邪魔にならないのに,画面だけで適当にさばいているとしか思えない。