先日の古楽講習会,クラシック・ギターの方が,de ViséeとSanzを弾かれていたので,バロック・ギターで弾いてみる。

とはいえ,今は4コースと5コースにブルドンを張ってオクターヴにする「イタリア調弦」だから,Sanzが想定している4コースと5コースに高音のユニゾン弦を張る「スペイン調弦」でもなく,de Viséeで想定されている4コースだけオクターヴで5コースに高音ユニゾンを張る「フランス調弦」でもないから,そういう意味ではちょっと低音がうるさい。

高音弦を上の方に張っているから,なるべく低音弦を弾かないようにして弾いてみる。

Sanzは昨日も弾いてみたけど,一昨日見た現代譜は様々な現代的な解釈の装飾なども付いていたけど,5線譜だということもあってタブ譜とはずいぶん風景が違う。
5線譜だと2声になっている様子がよくわかっているというか,そのように書いてあるらしい。

改めて久しぶりに弾いてみて,講習会でも言われていたけど,本当によく出来ている曲だと感じるし,弾き応えがある。

de Viséeはラスゲアードのレクチャーで,数種類のラスゲアードが丁寧に説明されて実演もあったので,それをやってみることに。
弾き分けがとっても難しいけど,やってみると効果的で,フレーズごとによく考えられていることを実感する。
少し分けて丁寧に練習しなくては。

その他はいつも通りのBartolotti, Corbettaデュオ,結構難しいのが続くde Murciaの続き。
フレンチ・タブラチュアもと思って,Kさんも練習しておられるという久しぶりに寄せ集め集も。


今日はとても暑かったというのもあるけど,何だか疲れてしまったのでパワーが必要なリコーダーはお休み。