今日のプチ本番は,この曲。

これはファクシミリが大英図書館にあって,それを使って演奏。
楽譜も鮮明だし,記譜法もそうややこしくはないので,中世独特の反復の書き方だけ把握しておけば大丈夫。

とはいえ,その反復の指示の仕方をちょっと忘れていたので,今朝プチ本番前に徹底チェックして,繰り返しの番号も書き入れた。
ともかく本番で間違ったり,ましてや止ったりしたら最悪なので。

中世の笛はなぜかアルトはあったけど,製作家のS籐氏が言うには
「中世にはソプラノしかない」
ということで,別の方にソプラノを紫檀で作って頂いた。

これがなかなか良くて,中世だけでなくvan Eyckを吹くのにも使っている。

これが今日もいい仕事をしてくれたと思う。
30日もこの笛で最後の方に吹く予定。

その他,職場に置いてあるテイバー・パイプ,フラジオレット,プラ管アルトとソプラノで,一通り練習。
短い笛練習だったけど,集中してできた。


帰宅してリコーダー練習。

明後日30日に吹く,あまり吹いてない曲を。

Heberleは第3楽章の予定だけどあまり特色が多いとはいえないので,第1楽章の前半だけでも良いかもと思っているところ。
もうちょっと比較練習してみよう。

Hotteterreはヴォイス・フルートで。
やはりちょっとキャラが違い過ぎるか…。

Fontanaは1番とデュオの11番を。
Fontanaは前にも書いたけど,妙に陶酔感があってはまってしまう。
そのことはまた書きたい。


バロック・ギターはたくさん弾きたくなって,特にGuerauは次のエスパニョレータの他,既にやったハカラス2種,マリサパロスを。
特にマリサパロスはレパートリーにしたい。
作り方としては,曲集の前半にあったパサカレスとよく似ていて,ゆったりな曲想もあれば付点で跳ねるのもあり,

他はほぼいつも通り。

Corbettaのラスゲアード集は,名前などの綴りをアルファベートで記しているもので,あまり使わないのが出てくるからアルファベート表を見ないといけない。
しかもいくつかはどうやら間違っているので,1巡目の時に自分で修正した跡が。
面倒なので,今日は運指も書き込んでしまった。

そしてGuerauをいっぱい。

Corbettaの《王のギター》はとっても美しいサラバンドと,とっても短いパサカーユ,何か指示がフランス語で付いているから,また読まなくちゃ。

de Murciaは通奏低音のカデンツはおやすみで,曲の続きを。
△が付けてあるから,前回難しかったんだろうけど,指の運びさえちゃんと考えればあまり問題なく弾けそう。

Sanzは美しいマリサパロスを。


ともかく,バロック・ギターでGuerauは1曲マスターする!