急きょ予定を入れた短い本番で演奏するために,de Selmaの曲をファクシミリから興してLilyPondで作成中。

ところが,3拍子になるところで,通奏低音にたぶん1つ音符の欠落があるような空白があるのと,付点がついてなさそうなところがある。

前に別の曲で作った時も同じことを思ったけど,旋律を打ち込んでみると明らかに合わない。

それを色々試行錯誤して,途中の過程ではこの休止の長さが違う(初期バロックの記譜法では現代の考え方と違う!),ここで和声が合わない,ここでは平行5度が発生するなどを経て,何とかつじつまが合うようになった。

けど,そのお陰で曲の構造がよくわかったのはありがたい。

画像は,Wikimedia CommonsにあるLilyPondを使いやすくするFrescobaldiのキャプチャ。
自分ではFrescobaldiは使っていないけどw


リコーダーの練習は,de Selmaの2曲,Frescobaldi(これは現代譜を既に作っていた!),van Eyckは世俗曲の続きと詩篇歌復習,Virgilianoも最近の1曲。

de Selmaは415で吹く予定だから,調整から帰ってきた442(440は勘違い)の再慣らしも大事だけどちょっと長い415にも慣れておかなくては。


バロック・ギターも,最近のde Murcia, le Cocq, Corbettaの続き。
de Murciaは本当に楽しい。
1回目の訳がわからなかったのが何だったのかと思うくらい。

その前に,repiccoの練習も忘れずに。
ふと思って,そういえばle Cocqのシャコンヌとフォリアにも出てきてたなと思って弾いてみる。
repiccoも単独ならできるけど,こうして曲に入れて,リズムのパターンもちょっと複雑で,コードも移り変わっているところに入れると,滑らかに弾くのが難しい場合がある。

それが課題。
だけど,講習会でちゃんと教えて頂いて,それで弾くと曲がりなりにも形になっていくのがわかって,とっても面白い。