知り合いの家主の方から、屋根瓦を見てほしいとの依頼があり、

さっそく瓦工事専門の職人さんと屋根に上り様子を見て来ました。

築35年経っている、陶器瓦を使用した和風住宅の屋根の写真です。


①一の写真は、破風板のない棟違いの下端の様子です。

固定されていないノシ瓦が2枚とも下にずれ、タル木とシックイにすき間が出来ていました。

タル木を伝わった雨が中に入っているのではないか?


②の写真は1の場所から少し下の平瓦をめくった様子です。

野地板に雨がつたわった、黒いシミのあとが見られます。


③の写真は棟違いの棟瓦の止めのシックイがはがれ落ちて、中の土がむき出しになっています。


④の写真は棟のノシ瓦下の塩ビ製の白い面土が経年劣化した様子です。


*各か所とも補修が必要で、今なら家のダメージを最小限で食い止めることが出来るでしょう。