田町の家が完成しました。


午前中に建物の完了検査を受け無事に合格しました。


あとは、26日・27日の完成見学会を待つのみとなりました。

家づくりを、真剣に考えているお客様との出会いを楽しみにしています。




屋根にムクリをつけた外観



作り付けの食器棚のあるLDK


無双窓のある和室



寄木張りの廊下



珪藻土に囲まれた五間半の廊下



登り梁天井のある洋間



手洗カウンター付き最新型便器のトイレ


和室の造作作業が順調に進んでいます。


材料や意匠にこだわりのある、お施主様の思いを形にするために

ヒノキとスギの無垢の材料を使った昔ながらの純和風の和室が出来ました。


最後に壁のケイソウ土は、お施主様が仕上げていきます。





田植えから二十日ほどが過ぎ、ミドリのジュウタンを敷きつめたように

イネの苗が育っています。


今年も台風の影響などを受けずに、じょうぶにスクスクと育ってほしいものです。

九月には稲刈りが始まります。





今日足場の解体に立ち会いました。


狭小地のため、細心の注意を払っての作業となりました。

三人の職人さんが三時間かけて、丁寧に解体してくれて無事に終了しました。

足場が取れて建物の姿がきれいに現れると、いつもの事ですが感激します。









田植えが始まった家の周りの田んぼの様子です。


植えられたばかりの稲の苗と、水面にうつる青い空と白い雲が

何とも言えない、のどかな風景を見せています。






田植えシーズンになりました。


今日の午前中、近所の人たちと用水路の掃除をしました。

水路の石垣で、最近は見る事がめっきり少なくなってしまった、

トノサマガエルを発見しました。

少しは、周りの環境が改善されているのかな?


無事にそだって、仲間をふやしてまた来年お目にかかりたいと思いました。






先月製材で挽き直しをしたヒノキを使った階段が

現場で取り付けられました。

お施主様のご要望がまた一つ形になりました。




 



ただ今施工中の静岡の家に使用する階段の材料になる、

桧の材料出しをしました。



知り合いの材料倉庫の奥から引っ張り出す事三時間、

汗とホコリにまみれながら、軽トラ一車の材料を出し終えました。




午後からは、島田にある製材所で挽き直しをして

十六年ぶりにきれいな木肌を見せたヒノキになりました。




製材の土場に、樹齢八百年になる巨木な杉にお目にかかる事が出来ました。

なんでも智満寺の十本杉の内の一本とのことでした。






先日屋根の補修工事を終えたばかりの知り合いの方からの御依頼で、

建具の補修工事に立ち会ってきました。


何種類ものカンナやノミやノコギリの道具とそれを入れる、

使い込んだ道具箱を見ていると、大切に使っている建具屋さんの気質と、

熟練の技が伝わってきます。


今、さかんに心配されている、職人不足ですが、

今のうちから、このような道具を使いこなせる職人さんの養成に力を注げないものかと

もどかしさを感じる今日この頃です。








きれいなうすむらさき色をした、みやまつつじが見ごろをむかえています。


お茶が芽吹くこの時期に、目を楽しませてくれます。