ラブライブ・スクスタの28章について
以前、私は20章にて「まだこれから面白くなるかもだからもう少し様子を見ようよ」そう言いました。
で、結論どうなったのか。
実際、僕が考察した考えはこうです。
果林、愛、栞子が裏切ったのにはもっと深い訳がある。
結果的にはなかったです。ただもっと上を目指したいって向上心だけになってしまいました。
ランジュは実は友達を作りたいだけで不器用な子。
その通りでした。その通りなんだけど、色々もったいない!!
栞子が裏で何かしている
やってはいました。監視委員会を自分の味方だけにして裏で操る立ち回りですね。
やってはいたんですが、ちょっと理由付けの弱さが目立ちます。
スクスタメインストーリーが荒れる訳
これは結局のところただ一点の問題なんですよね。
つまりはストーリーに納得感がない。
例えばこんな批判です。
ランジュが同好会を妨害したのになんで同好会側が謝ってるの?!
これね。最終的に同好会が謝って和解するってのは言うほど間違ってないんですよ。
ただ、謝るまでの過程……つまり理由づけが甘すぎるから起きる批判なんです。
例をあげましょう。
ランジュは監視委員会まで開き同好会を妨害し、部に無理矢理引き入れようとした。部のやり方に従わせようとした。
ただ、本当はランジュは友達が欲しかっただけだった。でも主人公の事は友達になりたいスクールアイドル達が何故か尊敬しているから敵対心を持っている。
ランジュはミアの曲を聴いてミアや栞子の気持ちがわかり飛行機から降りてニジガクに戻ろうとした。
そこへランジュを追いかけてきた皆がやってくる。
同好会は今までのランジュに対しての発言を謝り、一緒にスクールアイドルをしようと言った。
簡単なあらすじにすると今回はこう言うストーリーです。
ちなみにわかりやすいように悪い部分が目立つようにわざと書いてます。
この文の最初の問題点は文の繋がりが弱いことにあります。
実際のストーリーもここは弱かったです。
ではちょっと修正してみましょう。
ランジュは監視委員会まで開き同好会を妨害し、部に無理矢理引き入れようとした。部のやり方に従わせようとした。
ただその理由は、本当はランジュは友達が欲しかっただけだったのだ。友達に最高の環境を与えてより自分を磨いてほしかった。しかし、同好会メンバーはわかってくれない。主人公の事は同好会メンバーが何故か尊敬しているから敵対心を持っている。嫉妬に近い感情で、主人公を見てしまう。監視委員会を作ってしまったのもそれが一因だろう。
ランジュはミアの曲を聴いてミアや栞子の気持ちがわかり飛行機から降りてニジガクに戻ろうとした。
そこへランジュを追いかけてきた皆がやってくる。
同好会は今までのランジュに対しての発言を謝り、一緒にスクールアイドルをしようと言った。
少しストーリーに納得感が出たのがわかるでしょうか?
要するにランジュの気持ちをバラバラに伝えるあまり、そこに至るまでの理由づけが甘い。これが批判を呼ぶ一因です。
しかし、これでもまだストーリーに違和感があります。
なんで同好会が謝らないといけないの?って部分ですね。じゃあこうしたらどうでしょう?
ランジュは監視委員会まで開き同好会を妨害し、部に無理矢理引き入れようとした。部のやり方に従わせようとした。
ただその理由は、本当はランジュは友達が欲しかっただけだったのだ。友達に最高の環境を与えてより自分を磨いてほしかった。しかし、同好会メンバーはわかってくれない。主人公の事は同好会メンバーが何故か尊敬しているから敵対心を持っている。嫉妬に近い感情で、主人公を見てしまう。監視委員会を作ってしまったのもそれが一因だろう。
ランジュはミアの曲を聴いてミアや栞子の気持ちがわかり飛行機から降りてニジガクに戻ろうとした。
そこへランジュを追いかけてきた皆がやってくる。
ランジュはニジガクメンバーが自由にスクールアイドルをしているから輝ける事に気がついていた。先日の栞子のライブを見て自分の好きなように歌う彼女が美しかったから。だからランジュは監視委員会や、妨害をした事を皆に謝る。
同好会は「私たちこそ、ランジュちゃんの本当の気持ちに気づけなくてごめんなさい」と、今までのランジュに対しての発言を謝り、一緒にスクールアイドルをしようと言った。
どうでしょう? ちょっとイメージが変わったんじゃないでしょうか?
要するに悪いことをしたんならまずそっちから謝るべきでは?と言うことです。
確かに同好会側もランジュを知ろうともしなかった。和解しようとも思わなかった。この問題点はあります。ですが、それは妨害行為をそっちのけで謝ることではない。そう言う部分が、批判をうむ要因になってるんです。
でもね。僕が結構デカイやらかしだと思うのは実は歌の設定の方なんです。
では最後にタヌキ流に書いてみましょう。
ランジュは監視委員会まで開き同好会を妨害し、部に無理矢理引き入れようとした。部のやり方に従わせようとした。
ただその理由は、本当はランジュは友達が欲しかっただけだったのだ。友達に最高の環境を与えてより自分を磨いてほしかった。しかし、同好会メンバーはわかってくれない。主人公の事は同好会メンバーが何故か尊敬しているから敵対心を持っている。嫉妬に近い感情で、主人公を見てしまう。ランジュが、栞子や、果林、愛の反対も押し切って監視委員会を作ってしまったのもそれが一因だろう。
ランジュはミアが送った曲を聴いてミアや栞子の気持ちがわかり飛行機から降りてニジガクに戻ろうとした。
そこへランジュを追いかけてきた皆がやってくる。ランジュはミアが作曲したものだと思い込み彼女にお礼を言うが、実はこの曲は主人公がランジュ、栞子、ミアをイメージして作ったものだった。
どうして曲を作ったのかと聞くと、主人公は「ランジュの歌をもっと聴きたい。自由にランジュの世界を描いてほしい」と言った。
それでランジュはニジガクメンバーが自由にスクールアイドルをしているから輝ける事に気がついていた。先日の栞子のライブを見て自分の好きなように歌う彼女が美しかったから。だからランジュは監視委員会や、妨害をした事を皆に謝る。
同好会は「私たちこそ、ランジュちゃんの本当の気持ちに気づけなくてごめんなさい」と、今までのランジュに対しての発言を謝り、一緒にスクールアイドルをしようと言った。
とまぁ、僕ならこうします。
まぁ僕が正解なんていいません。実際のゲームシナリオの執筆には字数制限があるので、描ききれない部分もあるでしょう。けれども、修正箇所は本当に大切な部分だと思います。
ストーリーに納得感が必要不可欠!!
結局何が言いたいのかって言えばやっぱりここなんですよね。
ちなみに僕もこの部分はそこまでうまくありません。きっともっとうまく書く人はいるでしょう。
だけど、こう言う部分は大切です。今回の批判はまさにこの点が足りない事が要因だと思います。
同好会側が謝るのも、きちんとその理由が納得できるものじゃないと違和感がでる。その違和感を取り除いてあげる事。これが重要だと思います。
僕もそこは大事にして、これからも執筆を続けたいですね。