前回の続きです。

20種類以上の食べられる野草の観察をしたので、全てのご紹介は無理だなと早々にあきらめ(;^_^A、少しだけ書かせていただきますので、ご覧いただけると嬉しいです。

 

オオバコ。葉が丸いのと細長いのがあり、日本では丸葉しか見かけないのですが、ガイドさんが「槍型の葉がありました!」と言いながらプチっと摘んで参加者に回そうとしていたときには、皆さんお疲れなのか食いつきが悪く、その場は足早にスルーしてしまい。。。丸葉の写真しか撮れていません(;^_^A。

アメリカ先住民はオオバコのことを「白人の足跡(whiteman's footprint)」と呼んだそうです。入植したヨーロッパ人が通った後にオオバコが生えていったからだそうですが、日本でも踏まれても育つというか、逆にクルマや馬車に踏まれることで育つことから別名が「車前草」なのは同じような理由ですよね。興味深い。。。

葉はソテーに、種子はふやかしてスムージーに入れるとチアシードのように使え、止血、痒み、虫刺されなどによいそう。ヨーロッパから持ち込まれたそうです。

 

次は野生のヤロウです。こちらも北米原産ではありませんが、帰化したそうで、タンポポ並みに空き地や道端など、どこにでも生えているそう。私は野生のヤロウは日本では見たことがないので新鮮でした。生では苦いけどサラダに少し添えたり、ティーやビールに使います。もしかしたら何千年も前にビールの原料に使われていたかもしれないそう。

2時間のフィールドツアーの後は試食会です。事前に用意してくださったお茶やお菓子が並びます。

左から(隠れてるけど)スタッグホーン・スーマック、ダンデライオン、スパイダーウォート、ヤロウ、ホワイトパイン。どれも薄味でかすかに味を感じる程度でした。スーマックはピンクレモネード風味だそうですが、わからなかった。。。でも珍しいのでテンションが揚がりました。

他にもローズマリーとホワイトパインのアイスクリーム、メイアップルのソース、フレッシュサラダなど野草でないものも並んでいましたが、面白かったのがドングリ粉と小麦粉をミックスしたクッキー。

私はナッツの風味が個性的でよいと思ったのですが、皆さま「ナッツ感がある。。。」とか「いや、ナッツは感じない」とかドングリの風味があってはいけないという視点で感想を言い合っていました。

次は春にこのツアーがあるそうなのでぜひ参加したいです。

数回に分けて投稿と言っておきながら2回で終了ですみません(;^_^A。ツアー中に取ったなぐり書きのメモを記憶が新しいうちにきちんと整理しないと。。。