気がつけば令和6年度がスタートしました!

 

つい先日、新しい元号が令和になったよ~。って聞いた印象ですが、それももう6年度。

 

時の流れは速い速い。すっかり置いてきぼりを食らっている感じです。

 

別件では、仕事でアリセプトの薬価を調べながら、時の流れを実感していました。

 

アリセプトが保険適用になった2014年末~しばらくころの福祉職への医学知識研修などのセミナーでは、

「この1粒が500円。本人の負担は50円だけど、保険分は450円。1錠飲み忘れたら、450円の保険が捨てられるってことを意識しましょう! 1年間で16万5千円。飲み忘れ10人で165万円。1000人いたら1億6500万円ですよ!」 な~んて、吠えていたっけ…。

 

 

 

2024(令和6)年6月からは、87円(5㎎)と148.5円(10㎎)。

 

奇跡の新薬も10年弱でこんなにお安くなっちゃうんだ…。後発品ならもっとお安いもんね…。

エビデンスが弱い(非直接性)、効果が低い、多疾患治療中の場合は副作用が出現する可能性もあるなど、逆風が吹き荒れていることも関係してか? またもや値下げされます。

 

年間298万円程度かかる(体重50㎏の人の場合)レカネマブ。そりゃあ、新薬も開発するわな…。

 

必要な人に効果的なお薬を使ってもらうためにも、開発は必要。しかし、保険料の上昇は抑えたい。必要なら使ってほしいけど、使っていない(無駄な)金を減らして、その分、1円でも多く子どもたちのために使ってほしいですな。

 

お値段(薬価の多寡)にかかわらず、出されたものをしっかり体に入れられるよう、継続的な支援をするのが私たちの仕事です。
床に転がってホコリまみれのドネペジル塩酸塩が、一粒でも減りますように。

 

あれ? 話が変わっちゃった。。。 グダグダブログだもんいいよね~。