テイスティング試験で目の前にワインが並んだ時、その目の前のワインに向き合うことが重要だと思います。まずはそこから。
試験では必ず複数グラスが並んでいると思いますので比較して考えるのも大事かと思います。
まず落ち着いて色を見てみるとフチの色が違うことに気付いたりします。必ず白い紙などをかざしてみるとよくわかります。ハンカチなどの布は試験では持ち込みが禁止されていますので、私は必ず白い服を着て試験やコンテストに臨むようにしています。
そして上から覗き込んで見ることも忘れないでください。グラスの脚が透けて見えるかどうか。そして比べてみる。濃淡を知る手掛かりになります。傾けて白いものにかざす。
これは重要です。
色調にグラデーションが多く見られるものほど一般的には年数を経たワインということになります。がんばりましょう。
次は香りのことについて書いていきます。