家裁の家庭訪問も終わって、しばらく家裁からも児相からも何の音沙汰も無く。


坊はというと、初めて発した言葉が「パパ」でパパを喜ばし、「ママ」よりも「たべる」を先に覚えてママを落胆させ・・・

そんな平和な日々を送っていました。


5月の末、その電話は突然でした。

「至急、お伝えしたい事があります。」


なんだろう、胸騒ぎが・・・

     嫌な予感がする。



その日の晩に児相の担当者さんと、その上司の方がこられました。


内容は想定していた中で、私たちにとっては1番最悪なものでした。


◯5月下旬、家裁にて実母の同意書にサインをもらう際に、実母が拒否をした。

◯その後、児相が確認に行くと「引き取って自分で育てたい」と希望した。


なんで、なんで、なんで、、、

1年も一緒に暮らしたのに、なんで今さら。

そんな素ぶり、一度も無かったじゃないか。

「私達としても、実母の特別養子縁組への意思は硬かったので、こうなったのは想定外でして。」


「児童相談所としては産みの母親の支援が仕事ですので、実母に問題なければ進めて行きます。」


委託中は「何かあれば里親さんの力になります」って言ってたのに、手のひらを返したような態度にさらに心をえぐられました。


「坊くんが実母の元に戻るまで、出来ればこのままこのお家で過ごしてもらいたいと思いますが、乳児院に移すことも出来ます。」


そんな事になれば、坊は環境が2回も変わることになります。心に受ける傷は最小限にしてあげたい。

何よりも、坊とは1日でも長く居たい。



その日から今日に至るまで、

涙のこぼれない日は1日もありません。