｢ホワイトアウトの吹雪露天｣ 長寿館 宿泊記⑥

年末の旅 ｢点と点 雪と霰 たまに湯｣

 2日目 START

赤いポストと粉雪が旅情をそそる

秘湯の宿 法師温泉 長寿館の朝

窓から見える氷柱が長くなってた

あのさ もう来るよ 

はい 寝すぎました

起きます 起きます  (気持ちね 気持ち)

｢オハヨウゴザイマス｣

お国はどこかを尋ねるのを忘れたけど

流暢な日本語を話す担当のカレ

コタツで後ろ姿を見ながら じっと待つ

｢ゴヨウイデキマシタ｣

いただきます

美味しいお米には 温泉たまご

ブレない女

が､しか〜し 寝起きのため

よくわからない 

ご馳走さまでした 再びコタツでひと休み

そろそろ行こうかー

こ､これは

果てしなく続く雪雲

 昨日よりも間違いなく吹雪いている

氷柱 やっぱり長くなってる

そして 足元が氷のように冷たい

 それも そのはず

宙を浮く渡り廊下の隙間から

チラ見えする 雪

急げ 急ぐんだ  (気持ちです 気持ち)

 準備OK

 行くわよ 開けゴマ

念願の雪見露天風呂とご対面

これじゃ かぶるのは無理そう

女は度胸 行くわよ

お湯は思いのほか熱くて

身体中

やっぱ冬だよね〜温泉

ひとつ気になることが

すぐ隣を通過していく､でっかい除雪車

まるみえ

じっと浸かって身を隠すこと数回

雪見風呂 というよりは 吹雪風呂

さすがに 雪 こんなに降ってるとですね

今シーズンの雪だるま

諦めた

その変わりと言ってはなんですが

 やめろーオレは雪だるまじゃない

 後ろにいるのって 雪だるま？

吹雪露天は早々に内湯でまったり

チェックアウトは午前10時

車の雪下ろしは番頭さんがしてくれたけど

暖機運転のため駐車場へ→

待ってる間にわかったこと

宿泊客のほぼ半分はバス待ち

確かにこの雪 バスなら安心かもです

駐車場から戻って来て

囲炉裏で暖をとり再び 駐車場へ→

玄関横付けで荷物を運び入れ

宿を後に出発

心配だった三国峠を無事越えて

関越自動車道を走り新潟方面へ いつもなら

｢トンネルを越えるとそこは雪国だった｣

と､書くところだけど

雪国から雪国へホワイトアウト

変化なし

そして 大渋滞にハマる

あんまりヒマで遊んでしまった

忘れちゃったけど､とあるSAで

眠気覚ましに買ってもらったアイス

新潟といえば もも太郎

(大沢館で食べたことを思い出した)

ももだけど味はいちご

シャキーン

目が覚めた

法師温泉 長寿館 宿泊記

 部屋･法隆殿→ ★

 混浴･法師の湯→ ★

 夕食･部屋だし→ ★

 内湯･玉城の湯→ ★

 内湯･長寿の湯→★

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