館内は
とってもキレイで 涼しくて快適
民俗行事として全国的に知られる男鹿のナマハゲ
しかし なぜこの風習がこの地に生まれ根付いたのか・・・
そこには今なお多くの謎が残されています。
なまはげ館は そんな歴史のミステリーと
しかし なぜこの風習がこの地に生まれ根付いたのか・・・
そこには今なお多くの謎が残されています。
なまはげ館は そんな歴史のミステリーと
ナマハゲの全てにふれられる空間です
HPより抜粋
なまはげ伝承ホールに
なまはげ伝説・なまはげ変身コーナー
なまはげ情報コーナー・なまはげグッズ
の売店など なまはげオンリー
なかでも 圧巻だったのは
なまはげ勢ぞろいのコーナー
実際に男鹿市内各地で使われていた
110体のなまはげ立像と
40枚のお面 合計150枚の多種多様な
なまはげ面が並ぶ光景
Bravo
一体一体 表情が違うのです
しかも なまはげさんたち
多分 名前じゃなくて使用されている
地区名 だって「安全寺」って名字ないよね
(間違えてたら スイマセン💧)
このド迫力 今にも動き出しそうで
実は内心 ビビっている→
入館時にスタッフさんに勧められた
すぐお隣の男鹿真山伝承館
(共通入館料金で800円 税別)
この茅葺き屋根の家で真山地区の
大晦日に行われる伝統行事なまはげ
の実演を観ることが出来るのです
座敷にあがり 定刻まで間もなくぅ〜
それまでと正座して待つ
すると おもむろに現れた2人の男性
左 家の主人役のおじさま
右 なまはげの案内人「先立」
真山地区では古くから伝わる角のないお面を
かぶり二匹一組で家々を練り歩く
ナマハゲはむやみやたらに家々に入るのではない
ナマハゲを家に入れる主導権はその家の主人にある
「先立」という役目の者が事前に家の主人に
ナマハゲを入れても良いか否かを確認する
先立の合図を確認すると
うぉ〜ぉ
恐ろしい唸り声と共に戸がバーン
な、なまはげ来た〜
ビビりすぎて ぶれた
真山のナマハゲはその動作のひとつひとつに
しきたりがあり やたらと動きまわらない
まず家に上がり四股(シコ)を7回踏む
これで初めて家の中を歩き回ることができる
なまはげ(以下)
「ナマケモノはいねがー」
主人が荒れ狂うナマハゲをなだめて丁重に
もてなしナマハゲにお膳を添える
ナマハゲは添えられたお膳に座る前に5回シコを踏む
うぉーうぉーと唸ってるナマハゲに
主人は酒肴をすすめる
「隣の家の酒より いい酒だな」
酒ばっかり飲んでて
お膳には手をつけない なまはげ
主人とナマハゲとの間で様々な問答が交わされた後
ナマハゲは来年も豊作であるよう祈願し
再び立ち上がる3回シコを踏みまた歩き回る
「おい おめーんとこの嫁のみちこは
毎晩メシをおっかぁに作らせて
遅くまで帰ってこねぇで どこで
何やってんのか知ってんのか!!」
主人
「さぁ 先に寝でしまうんで・・・」
「この なまはげ台帳に書いてあんだよ
みちこはなぁ 毎晩カラオケ行っでんだ!!
親父 しっがり教育しろよ!!」
まるで お茶の間パロディー
「おい、おめーが みちこだな!!」
ご、ごめんなさ〜い
あっ、違いますぅ 違うんですぅ
みちこじゃないですぅ
家に上がってすぐ7回 お膳に着く前に5回
立ち上がる際に3回
「七五三」が男鹿真山のナマハゲ独自のしきたり
ナマハゲはその家を立ち去る前に
「来年もまた来るぞ!」と言い残し次の家へ向かう
ナマハゲはその家の子供達が病気や怪我などせず
幸福になれるようシコを踏むのである
こ、これは かなり 奥が深い
地域住サボったり怠けてると全部
なまはげ台帳に書かれちゃうから大変だ
大晦日にまったり紅白どころじゃない
ちなみに、なまはげ役は
5軒ごとに交代するそうです
なまはげが 身にまとう藁で編んだケデ
動き回って落ちた藁には
ご利益があるそう
引っ張って抜いた藁にはご利益なし
主人「長いほうがより ご利益があるので
どうぞ お持ち帰り下さい」
せっかくなので お待ち帰り
ナマハゲの伝承は今でも地域の人々の手によって
受け継がれ次の世代へ、また次の世代へと
継承されているのである
怖いと思っていた男鹿のナマハゲ
体験してみたら 愛着がわいてきた
ナマハゲが好きになれる場所
ご来館の際は 共通入館をお勧めします
なまはげ会館
秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢
0185-22-5050
年中無休