レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 『Can't Stop 』
今回も僕がめちゃくちゃカッコイイと思っているリフです。
カッティングの練習にもってこい。
ギタリストにはぜひ聞いてもらいたい。
レッチリ8枚目のフルアルバム『BY THE WAY』からのシングルカット。
アルバムは初の全英1位!!
ギタリストは「現代の世界3大ギタリスト」と称されるジョン・フルシアンテ。
(ちなみにあとの二人はデレク・トラックストとジョン・メイヤー)
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第18位、2011年の改訂版では第72位。
フェンダーストラトキャスターを腰の位置で弾くスタイルがめちゃくちゃかっこいい。
では、まずは弾いてみたので動画をご覧ください。
前回のBAD FEELINGに続きカッティングのリフですが、とってもシンプルでかっこいい。
BAD FEELINGよりもとっつきやすいかもしれません。
が、しかし、やってみると意外と難しいのです。
やはりカッティングの肝はミュートだなぁ、と改めて教えてくれます。
使う音
5弦7フレット E音
4弦開放 D音
6弦7フレット B音
6弦8フレット C音
と、
3弦7フレット D音 → 3弦9フレット E音
の組み合わせ。
(タブ譜はいろんなサイトがあるので省略します)
左手の横移動はほぼ無いですが、弦の移動や開放弦があるのでミュートに手こずります。
左手のミュート
ではなぜミュートするのかというと、レッチリというバンドのこの曲はロックなのです。
思いっきりカッティングなのです。
PV見てもわかりますが、ジョンなんて腰まで回してますw
ライブもあんまり変わりません。
なのでお行儀よく一音ずつきれいに弾くのは興ざめですな。
ネックも握ってください。
6弦7フレット B音は僕は親指で押さえてますが中指でもいいでしょう。
ジョンはどっちなんだろうな・・
大胆なカッティング前提なのでミュートがとっても大事なんですね。
ジョンはライブで激しくカッティングしててもちゃんとミュートされてて一音一音クリアに聞こえます。
さすが世界三大ギタリストです。
ポイント
さて、このイントロのポイントですが、BAD FEELINGとまるっきり同じで、何度も言っている左手のミュートと右手のカッティングです。
もちろん右手は空ピッキングを含むオルタネイト。
常にオルタネイトです。
これは非常に大事なので常に意識してください。
最初は一音一音左手のミュートと併せてゆっくり弾いて練習してもらいたいのですが、その際にも右手は常にオルタネイトを意識です。
くどいですが重要です。
あとあと分かることですが、ミュートとオルタネイトを意識する。
これ実は一番の近道なんです。
変な癖もつかないし、回り道もしない。
一番早く弾けるようになるポイントです。
ご要望があればゆっくりバージョンもやってみます。
ではでは。