勇者ジークフリードは迫り来る龍目掛けて、槍を投げつけた。龍は、身をよじり槍をすり抜けて、ジークフリートに突進して来た。龍の口が、大きく開けられ銀色の牙がジークフリートを甲冑ごと噛み砕こうとした。ジークフリートは、腰の革袋を引きちぎって龍の口に放り込んだ。毒草から作った、猛毒の粉。龍は一瞬たじろいだ。
ジークフリードは、盾に仕込んだ剣を引き抜いた。龍の喉元に飛び込むと、満身の力を込めて剣を振り上げた。剣は龍の喉元に突き刺さり、龍の喉を引き裂こうとした。龍は、死を覚悟した。
しかし、ジークフリートは剣を龍の喉に突き刺す直前に倒れてしまった。物凄い勢いで、飛んできた鉄鍋が、冑ごと頭を強打したのだ。龍に気をとられたジークフリートは、避ける事叶わず、もんどりうって倒れた。
龍は、唸り声を上げた。
「姫様!何やってるんですか。姫様が、勇者倒しちゃ駄目でしょ。」
物陰から、美しく着飾った少女が出てきた。少女は、龍に食って掛かった。
「だって、この人卑怯なんだもの。」
「あのね、姫様。人間が、龍相手に卑怯もヘッタクレも無いでしょ。姫様は、人間の世界に帰る気が有るんですか?貴方は、継母様の呪いで勇者に助けられて、その勇者と口付けを交わさないとこの迷宮の森から出れないんですよ。」
「えーっ。私この人、嫌い。」
龍は、だらしなく倒れ込む勇者の顔を覗き込んだ。
「姫様、我侭言わないで下さい。折角、姫様がお好きな美形の騎士を見つけてきたのに 。それに、この男は広大で豊かな領地を持っていて、大変なお金持ちなんですよ。」
「その人、嫌い。私、龍とここにいる。ねぇ、良いでしょ。」
「駄目です。人間は、人間の世界に住むものです。」
「龍は、私の事が嫌いなんだ。」
少女は、可愛らしい顔をくしゃくしゃにして、泣き崩れた。龍は、とたんにおろおろした。
「姫様、泣かないで下さい。また、花の園にお弁当を持って、遊びにお連れしますから、ご機嫌を直して下さい。」
お知らせ その1
12月23日金曜日に今村君が、ライブに出演します。
奈良近郊の皆さん是非、今村君を応援して下さい。
Celebration vol.4
~X'mas Special Ver.~
【日時】
12月23日【金.祝前】
22:00~5:00
【場所】
天理@BRIDGE
奈良県天理市嘉幡(カバタ)町272-1
0743-64-3636
【料金】
前売り2500【1D別】
当日 3500【1D別】
【SPECIAL GUEST】
twenty4-7
SAY
【DJ】
FAKE
K-SWAT
LOCO
HARU
MARINA
DAISUKE
【LIVE】
Young Yazzy
大地from.NO LINE
STEELO
MARY BETTY
SAORi
RIE
【Celebration Girls】
前売りチケット取扱【問い合わせ】
天理CLUB BRIDGE
0743-64-3636
you tubeで聴けます。「夜の音色 SAORi」 名曲です。
お知らせ その2
漂白ライターの絹川ありさ女史のブログ「三鷹と月と神社」がアメブロ掲載一周年になります。この機会に、是非「ありブロ」を体験して下さい



