はるか昔、パンドラは禁断の箱を開けてしまった。箱に閉じ込められていた災い達は、皆逃げ出してしまった。それから人は、災いと向き合って生きて行かなければならなくなった。
パンドラは、自分の愚かさに泣き崩れた。
「大丈夫だよ。一人じゃないよ。私は、ずっとそばにいるよ。」
パンドラは、箱の中からの呼び声に泣くのを止めた。箱のなかを覗くと、一人の小さい女神がいた。
「私の名は、希望。私を信じてくれるなら、私の言葉を聞いてくれるなら、貴女と、貴女の子供達の明日を照らしてあげる。」
パンドラは、その言葉を信じた。泣くの止めて、笑った。希望は、パンドラとの約束を今でも忘れていない。
