それでも、恵まれていたのは『事務所』の『力』で、『何も出来ない』のに『営業』の仕事が入ってきた事である。
『司会』と『ダンス』と『音楽を使ったショートコント』で辛うじて『時間を埋める』ような『営業』だった。
ちなみに『この場合の営業』とは『デパート』の入り口や屋上での『20分~30分』位のステージのやる事を言います。
『客寄せパンダ』にならなければいけないのに、始める前は疎らに人が集まっていたのに、始めた途端にどんどん人が減って行く。
『未熟さ』『力のなさ』を痛感する毎日。
それでも、『石井光三社長』は『当たり前や!そんなんでウケたら、世の中の人皆、お笑い芸人になりよるわ!! 』と一笑に伏す。
また、『ダンスのレッスン』をしろ!と『社長』に言われてしていると『FOCUS』から取材があり『石井光三オフィスの秘蔵っ子』歌って踊って笑いがとれるコントグループ『KIDS』と見開きで報じて貰った事もある。
そして『オリジナルライブ』まで『港区青山のジェイル』と言うライブハウスで行わせて貰った。
しかし、丸1年、『笑えないネタ』を作り続けていた。