最近、風疹(ふうしん)の流行りで
「予防接種」への関心度が高まっています。
予防接種のことを理解している方は
少なくありません。
今回は、改正予防接種法により
四月から定期接種に追加ワクチンを含め
予防接種の受け方や効果、副反応について
ご紹介します。
予防接種はBCG、麻疹や風疹、水ぼうそう、
インフルエンザをイメージしますが
その他では
日本脳炎、Hib感染症、
DPT三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)
ポリオ(小児麻痺)、子宮頸がん(HPV感染症)、
肺炎球菌感染症(小児)
などがあります。
私が子供の頃は麻疹や風疹、
水ぼうそう、BCG(結核)など
ほとんどの方は受けてました。
予防接種とは
ある特定の感染症に対してワクチンを接種し
人為的に抵抗力(免疫力)をつけて
感染を予防する、というもの。
その目的は個人の感染症予防だけに
とどまらず、社会での感染症流行を防ぐ
意味でも重要な役割を果たします。
予防接種はあくまで防衛手段のひとつ。
感染してからワクチンを接種しても
遅いことの方が多く
接種から免疫が出来るまでは
一定期間が必要なので
その期間に感染する場合もあります。
免疫ができても感染することもあり
重症化を防ぐことが期待できます。
絶対に安心という訳ではありませんが
感染症予防において
予防接種の効果は高いのではと思います。
現在、予防接種の受け方には
定期接種と任意接種の2種類があり
定期接種とは、国がある年齢幅を設けて、
この間に予防接種を受けるよう
努力してほしいと勧めているもので
BCGやポリオ、風疹・麻疹(はしか)など。
定期接種の種類、接種回数や
標準的な接種年齢を示しました。
●DPT三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)
ポリオ(小児麻痺)
回数4回 第1期:生後3か月~生後90ヶ月 第2期:11才以上13才未満
2回 (第2期は、ジフテリア・破傷風のみ)
●風疹・麻疹
1回 第1期:生後12ヶ月~24ヶ月
1回 第2期:5才以上7才未満のうち就学前1年
●日本脳炎
3回 第1期:生後6ヶ月~90ヶ月
1回 第2期:9才以上13才未満
●BCG(結核)
1回 生後1歳に達するまで
●Hib感染症
4回 生後2ヶ月から60ヶ月
●肺炎球菌感染症(小児)
4回 生後2ヶ月から60ヶ月
●子宮頸がん(HPV感染症)
3回 小学6年から高校1年相当の女子
●インフルエンザ
毎年 ①65才以上の高齢者
②60才以上の慢性高度心・腎・呼吸器機能等不全者
必ず受けるという義務はありませんが
これらは感染力が強く、予防接種以外の予防法がなく
受けることが望ましいといえます。
吉祥寺 肩こり専門 整体室 肩こり堂 清水です。