久しぶりの投稿になりました。
本当は年末でも良かったのですが、このタイミングにしました。

このブログをありがたいことに見てくださっている方は、私がどういう状況にあったのかというのを知っておられると思います。(初めての方は見ていただけると幸いです)
また今年も中々の苦難の連続っぷりは健在でした…


流れ(挑戦に至るまで)
 さらっと振り返ると。
 昨年に違法な免職処分を受け、5ヶ月経過の末、処分が取り消されるという異例の事態が起きていました。
 今年の1月にようやく審査請求の審理が終わり、ひと段落…となるはずでした。
ですが、今度は、違法な免職に至るまでの一連の行為が災害がとうがを審査することになりました。
その懸案事項を抱えつつ、私自身のうつの治療を進めていた最中、父が病に倒れます。(発見は昨年)

血液のがんでした。
そこからというもの、治療の付き添いをすることになり、自分の治療と並行して災害請求の件も抱え、それにプラスして私との相手側との和解や今後についても考えなくてはなりませんでした。

 そして、車対車の事故にも遭い、去年のようにまた交渉事が始まったのでした…(こちら側は過失0、相手側も認めている)

→この出来事は11月に起きたことです。

※こちらの過失0が確定し勝利。


もう無理…!と何度も考えたくらいです。

しかしながら、これを見ていてもなお「いいよね」「仕事いるよりは楽」などの意見もありました。

(なら変わってほしかったんですけどね😇)

でも、詳しい事情を知らないのだから、一部の方からはそのように見えていたのも事実でした。


そのように言われたのもあったことから「悔しさ

何もできないことへの「虚しさ

このままだと、頑張れなくなってしまうのではないかという「危機感

これにプラスして、何か資格取ってみたら?ということもあり、奮起して取り組むことにしたのです。

そこで法律系の資格では、比較的取りやすいと言われる「宅地建物取引士」に挑戦することになりました。


挑戦(苦難との共存)

 とは言いつつも時間がありません。

それは、自分自身の通院親の通院付き添い和解への話し合いなどやらなくてはいけないものがあったからです。

頭の良さは特段なく、ごく普通の四大の法学部を卒業しているだけです。

高校では40人いるクラスで10〜15番をウロウロする感じでしたし。

しっかり勉強するのは、大学受験以来です。

予備校とかに通うのは、抱えているものがあるので諦め、通信で始めることになりました。


実際始めてみると、全然手につかない。

しかも体調が悪い時は、何もできないので、せいぜい1日2〜3時間くらい。

最初はこれ間に合うのか?と思ったくらいでした。

5月半ばから始めたものの、5〜6月はほぼこんな感じでした。(しかも集中できない)


転機は、7月でした。

気分転換に、小豆島へ旅行しに行った時に見た景色に感激。(からかい上手の高木さんの聖地でもあります😌)

虫送りのお祭りの時、ジュースを無料で配ってくれたおじさん。


狭い世界に閉じこもっていた自分に取っては見た景色や人の温かみなど一つ一つが響きました。




そして、友達に宅建の試験を受けることを宣言。

そこからエンジンがかかり始めたのでした。

試験当日まで「3か月前」の出来事でした。



その後は、父の通院付き添いの待ち時間、自分の通院の行く途中など「できる時にやる」「無理をしない」をモットーにコツコツやりました。

苦しい時も正直ありましたが、その時は普通の人に負けていられない!と奮起しました。


そして何より、父が「宅建士」ということもあって合格して喜ぶ顔がみたいと思ったこと。

病気で表情が暗かったりしたのを見ていたので、笑顔にさせたかったのです。



8月】(試験まで2か月)

だいぶ勉強ペースは掴み始めていました。

この時から辛いと思うよりかは、楽しむことにしました。

問題も何度も解いていました。


あぁ…辛いなと思ったら、気分転換。

8月は、ほぼ毎年参戦しているライブに行ってきました。



エネルギーチャージをして、また勉強に専念。

父の病院から無茶振りみたいなことをされた時もありましたが、なんとか乗り越えました。



9月】(試験まで1か月)

毎日毎日、同じことの繰り返し。

復習→問題解く→弱点克服

そして自分自身の通院。(月に2回ほど)

父は8月から入院してしまったので、通院付き添いはなくなりました。

そのかわり心配は尽きませんでしたが。


そして次の転機が訪れます。

それは、自分が推している方のバースデーイベントでした。

3年ぶりの開催でした。


コロナ禍ということもあって、ご飯食べられないのかなぁと思っていたら、まさかの飲食OKでした。

推しが喜んでいる姿をみたこと、アンケート読んでくれたこと。

自分自身もそのことが嬉しく、エネルギーをたくさんもらうことになりました。



そこから全力で頑張りました。

ぐわー!と全力疾走。

辛かったことを忘れるくらい。

1週間で1300問くらい解きました。(一問一答)

それを試験当日までやっていましたから、1か月で5000問くらいでしょうか。


そして試験当日を迎えます。



試験当日

え、何これ。

権利関係わからない…

焦りました。


終わった後は、落ちたかも。と思ったくらい落ち込みました。

自己採点をしました。

34/50(割れ問修正前)


やばいかも。ってなったのを今でも覚えています。

そして、割れ問が修正されました。

35/50(没問公表前)


うーん。

どうかな。

あとは合格発表を待つだけです。



そして合格発表の日。

Twitterをみてびっくりしました。

没問があって、全員正解扱いになると。

そして合格点は36点でした。

てすが、自分は没問を間違えていました

36/50(合格発表時)

(内訳)

権利関係 6/14

法令   6/8

税関係  3/3

宅建業法  16/20

5問免除    5/5

なんと合格点ピッタリで合格。

合格者の番号に自分の番号もありました。

最後に滑り込んだ形で、運を引き寄せ1発合格




すぐに父に電話し、受かったよ!と連絡。

とても喜んでいました☺️

本当に良かった。


それから、色々な人に報告しました。

Twitterでも報告させて頂きました。

お祝いして頂き、本当に嬉しかったです。

いつのまにか、「ただ休んでるだけ」「ずるい」などと言う人はいなくなっていました。


最後に

 今年も辛いことや色々なことが起きました。

たくさん悩んだり、苦しかったりしました。

正直、向き合うのも辛かったほどです。

でもこの辛い状況を「楽しむ」ことでなんとか向き合うことができました。

こんなこと滅多に起きないんだから、楽しむしかない。ということです。

あとは、先述したように「負けたくない」「喜ぶ顔がみたい」という思いをしっかり持ちました。


 そして今回も、やっぱり周りの人の支えはとても大きかったです。

去年に引き続き、今年もなんとか打ち勝つことができたのは、支えがあったからというのはいうまでもありません。


酷いことを言う人(取って何に使うの?など)はいましたが、なんとかスルーしました。

支えてくださった方々、本当に感謝しております。


辛い状況であっても、なんとかこうして花を咲かせることができました。

この出来事が、他の方の希望となりますことを祈っています。