大熊猫 です。

先月末 私が向かった先は
福建省 武夷山(ぶいさん)でした。
 
武夷山駅に着いてすぐ、
武夷山はどこじゃあ?と 
山を探して キョロキョロしてしまいましたが。

武夷山は 九曲渓を中心に周辺約60㎞。
四方に全山36峰、99岩山を含む 山系全体を指しているそうです。

今回の 武夷山への旅の目的は

武夷山といえば岩茶(がんちゃ)。

岩茶といえば武夷山。

の、
岩茶(がんちゃ)をいただくこと 

岩茶をご存じない方に簡単にご説明させていただきますが、
岩茶とは 青茶(烏龍茶)の一種で
茶樹が武夷山の岩肌に生育しているため、
その名前がついております。

台湾の烏龍茶や 鉄観音を飲んだことがある方が
この岩茶を初めて飲まれると。
まず その茶葉の真っ黒い色に驚かれ、
次に その「岩韵(がんいん)」と言われる深い香りに驚かれます。

味は飲んでいただくとして、
まずは そのお茶の場所~武夷山をご紹介いたいます。

深センのお茶屋さんの紹介で
ここ武夷山でお茶屋さんを営む 
ごん君に道案内していただきました。

「とりあえず 大紅袍(だいこうほう)見に行くんだろ」
とごん君。

では、とりあえず(失礼)大红袍(だいこうほう)へ 

九龍窠というところに
武夷山~岩茶の代表的 品種
大紅袍(だいこうほう)
の第一世代(母樹)、
樹齢300年を超える古樹が6本あって、
そこが武夷山の一番の観光スポットとなっております。
 
 
  
  
谷と谷の間の狭い土地と 岩肌にそって
とても小さな 小さな茶畑が続きます。

すでに お茶収穫の時期は過ぎておりましたが、
お茶の花が ひっそりと咲いていました。
 
 
  
 肉桂というのも 岩茶の品種の1つです。

岩茶の種類は約1000種類あると言われていますが。
ものの本によっては 約3000種類とかいてあったりもします。
とにかく 岩茶だけでもかなりの種類がある
ということらしいです。

 
岩肌に生えている 名前の分からない植物は、
水のない時期は
こうやって くるくる丸まって生息しているんだそうです。

植物ってすごいな。

ところで、
1時間ほど 歩きましたが、
景色は 茶畑・茶畑・茶畑だらけで
一人の観光客も見かけません。

どうして?

と思っていたのですが、
ごん君が入場料のかからない裏道(?)を
歩いてくれていたようで。
 
大紅袍(だいこうほう)の母樹のあたりは
本当にたくさんの人人人。
カメラをもった観光客のみなさんがたくさんいらっしゃいました。
 
岩肌に生える こちらが
大紅袍(だいこうほう)の母樹 4本+2本

写真には写っておりませんが、
右側に あと2本の茶ノ木がございます。

この6本が 本当のホンモノの大紅袍となるのですが、
何せ おじいちゃん。

まぁ 春に1度茶摘みをして製造しても
せいぜい3㎏に満たない茶葉ができるようで。

そのお茶は
ごん君によると
「まぁ 釣魚台(中国中央政府の高官が住む場所)の人が飲むんだろうなぁ」
とのことです。

ちまたに一般的に流通している 大紅袍は
こちらの樹から 挿し木をして、
そのまた挿し木をして、挿し木をして。。。
作られているものらしいです。

噂では この6本の母樹。

泥棒にあわないように、
24時間 軍隊が警備中。
とのことでしたが。

これも
「いまどき そんな時代じゃねぇよ。監視カメラついてっぞ」
とごん君に一笑にされてしまいました

そのあと ごん君にカメラを奪われて、
他の観光客を蹴散らして、
大紅袍と大熊猫のツーショット写真を
構図を変え、いろいろなポーズで20枚くらい(笑)とって。

その脇のお茶屋さんで
大紅袍と茶卵をいただきました。
 
長い~長い~茶畑の間を歩いたあと。
その母なる
300年を超える茶の樹の横で飲む大紅袍。
周りの茶畑から ふんわりと漂う茶香。
さらに お茶を淹れたお椀から 漂う茶香。

なんとなんと。
最高のぜいたくですね。

岩茶の王様 大紅袍に敬意を表して。

 

まだまだ 武夷山の旅は続きます。