陸羽 です。

中華料理はメニューを見れば 
使っている食材と簡単な料理方法が
分かる優れものです。

例えば
チンジャオロースーは青椒肉絲と書き、
青椒(ピーマン)と肉の絲(肉の細切り)なのだと
この料理を 全く食べたことがない方でも
料理名だけで 食材と簡単な料理方法くらいは
分かるようになっております。

表記文字
 漢字の成せるわざ
と言いましょうか。


同じように 茶葉の命名方法にも
その なんとなくの命名法則が
ございます。


例えば
明前獅峰龍井茶
という緑茶最高ブランドのお茶ですが、
こちらは
明前:茶摘みの時期
獅峰:山の名前
龍井:茶葉の種類

で構成されております。

 
明前:茶摘みの時期
『1番茶』 明前茶 ~ 4月5日(清明節)前
『2番茶』 雨前茶 ~ 4月20日(穀雨)前

この呼び名は
古来の24節季に由来しております。

一般的には 明前茶雨前茶 が美味しいお茶とされ、
これ以降 立夏のお茶は 味が落ちる とされています。

龍井茶の美しいとされる
1葉1芽
はだいたいこの時期までに
摘み取ったお茶となります。
 
茶葉は どんどん 成長して
大きくなってしまいますので。
 

立夏以降の 龍井茶には
別名 雀舌 という名前もあります。
この時期になると 2葉1芽。
その2つの葉の形が 雀の舌の形に 似ていることから
この別名がついた、と言われています。


獅峰:山の名前
龍井茶の主な産地は
獅、龍、雲、虎
の4個所とされています。

このうち特に 獅峰山のものは
清代 乾隆帝の植えた
「十八棵御茶」により 特に有名なんだそうです。


茶葉の名前の由来を考えながら
お茶を飲むのも
また一興です。

お茶とその歴史を
一緒に味わってください。