陸羽 です。

本日は 聞香杯についてお話しさせていただきます。

聞香杯(もんこうはい)とは
こちらの 右側にある 細長い器 を指します。
  
中国語では 香りを聞く、と申すのですが。

聞香杯 は 文字通り
お茶の香りを 楽しむためだけに
研究された 器 です。

お茶を 最初に 聞香杯に注ぎ、
それを 左の茶杯に移し替えてから
聞香杯で お茶の残り香を 楽しみます。

同時にお茶の温度も
移し替えたことによって
少し下がり、お茶の味に少し重みがでるように感じます。



こちら 台湾式の 工夫茶で
使われるものですので、
中国人の方でも 知らない方がおられ、
お客様が 聞香杯から直接 お茶を飲んでしまわれ、
説明できずに 困った
などというお話も聞いたことがあります。

 
 
聞香杯 自体の歴史は
まだまだ 浅いものなのですが、
中国茶の 
目で見て(色味)
肌で感じて(温度)
鼻で楽しみ(香り)
そして
味を楽しむ
という 重要な香りの部分を
担う 素晴らしい器です。


そういえば
大熊猫がお茶を習った老師が
「聞香杯は 中国製のは適当だから、
なるべく 台湾製を買った方がいい」
とおっしゃっておりました。

いかがなもの でしょうか。