2号機走行中プラグキャップが外れてエンストした。きっちり入れ直したけど500m程走るとまた外れる。次は300mで、その次は100mで外れる。もうだめぽ。プラグキャップを新品に交換するととりあえず治るんだけど、前回プラグキャップ交換してからまだ1500kmしか走ってないんだよね。なのに今回また同じ症状が出た。なにかの呪いだという事はわかっているんだけど、なんの呪いなのかがわからない。

以前1号機でも全く同じ症状が出た事があり、現在もとりあえず症状が出るとプラグキャップを交換してしのいでいるだけで根本的な解決には至っていない。
そういやグランドアクシスでも同じ症状が出たな。
不具合の発生したプラグキャップを見ると、プラグが刺さる穴の部分にプラグ先端のネジ部を押さえる為のRピンみたいなもんが入っている。このピンが激しく摩耗していた。これが原因でプラグ先端電極部分を押さえる力が弱くなりプラグキャップが抜けていたらしい。振動で摩耗するのはしょうがないもんなぁ。でも。今回、そのRピンみたいなもんがあまり摩耗していない。う~ん。

なにかのヒントにでもなればと思い、アドレス110スレで情報を求めたら、速攻でレスがあった。新品プラグ買ったときプラグキャップ側先端にネジ込んであるターミナル(?)あれを使えば解決。との事。まぁ、そうも思ってたんだけど…なんてあとから言っても説得力無いけどね。でもホントにそう思ってた。だがしかし、あのプラグのターミナルに対応したプラグキャップって高級品しか無いんだよね。なにやらプラグキャップが巨大で、シリコン製だったりして派手なプラグコードまで付いてるヤツ。いままでに何度かプラグキャップ交換を行った際、希望としては純正品を使いたかったけど純正品はお取り寄せとなり、いますぐって訳にはいかない。けど社外品ならいつでも買える。ぢゃ、NGKの一番安いヤツ♪って感じでやってました。けどこのプラグキャップはターミナル外したプラグ用で、これかスズキ純正品ぢゃないとプラグキャップに取り付けるスカート状のゴム(なんて言うんだ?)が取り付けられない構造になっている。つまりターミナル対応の豪華プラグキャップを使うと、このスカートゴム無し仕様で行くしかなく、シリンダカバーの黒い樹脂部品とプラグキャップの間に隙間が空いて、そこから冷却風が逃げることになり、どうもうまくないな~、と。
でも今回探したら、フツーに売ってました>NGK安いタイププラグキャップのターミナル対応バージョン(汗)
いや、フツーでもないかな? 購入はNaps横浜店。箱根の帰りによく寄る店で、近所の用品店では見た事無かった一品がちゃんと在庫してある。ヤルなぁ>Naps横浜店♪
ターミナル非対応のNGKプラグキャップはエンジ色で、よく見掛けるパッケージ。ターミナル対応のNGKプラグキャップは黒でNapsオリジナルパッケージ。というか大入りバルク品をテキトーなビニール袋に小分けしてタグ付けただけみたいな一般には売ってません風。これはあれか? このイケてる安プラグキャップをバンバン売ると、高級タイプの売れ行きが鈍るので、NGKがあまり積極的に売らない方針とか?


アドレス110いぢりとか…-新品プラグキャップ比較

右のエンジ色がターミナル非対応。左の黒がイケてるターミナル対応品。



アドレス110いぢりとか…-プラグキャップの違いはココ

プラグが刺さる部分の径が見るからに違う。


アドレス110いぢりとか…-プラグの先の違い
右が新品の状態。左がターミナル外した状態。


とにかく今回はこいつを入手し、交換してみた。2000kmくらい走れば結果がわかるね♪

で、いよいよ話も核心へ…。今回、プラグキャップ交換に伴い、プラグを外して重大な事に気付きました。ええ、いまさら気付きましたよ。
プラグ先端。そのターミナルを取り付けるネジ部が激しく摩耗してるぢゃあ~りませんか。そりゃプラグキャップが摩耗するんだから、プラグ側も摩耗するよね。細くて、しかもネジ状なんだからそりゃ摩耗も早いよね。これぢゃ抜けやすくもなるよね。なんで気付かなかったんだろ?
でもまぁ、そーゆーことならターミナル対応にした効果が期待できそうだ。


アドレス110いぢりとか…-原因はネジ摩耗だった

原因はこいつだったか~っ。



え~、結論。
その1:ひろく世間一般で「呪い」などと言われる現象は、単純な物理的要因に起する事がままある。


その2:主に原付はターミナル無しプラグ仕様であるが、これが誰の陰謀…つか呪いなのかは秘密である。


その3:バイク点検の際は、思い込みや偏見に惑わされず、おいら本来のどこまでも白くピュアな心で行う。
要約すると「よく見れ。そうぢゃない。心の目で見るんだっ!」


その4:ちっとも結論ぢゃなくても泣かない。