この前から モヤモヤが続いてまして ここまで続くなら

書いても良いかな?と思った次第です。




大阪ビーズタティングカフェというのは教室ではありません。

私はあくまでも主催です。

「基本業務は 作りたい物や書籍等々での質問を持ってくる人達が

 語り合う場所を提供するためのとりまとめ役」です。

(もちろん ご理解されていらっしゃる方の方が大多数です。)


ただ せっかくだからと色々とテクニックを指導していましたが

あれも教えて・・・これも教えて・・・と当たり前のようにいう人には

言葉を濁す形で そっと断りを入れてました。


でも これ以上それが続くなら やはり言わねばなりません。

「何故教えないと駄目なの?」

「習いたければどこかの教室に行けば?」

「教室と同じ指導料を支払うなら指導するよ。」

これはぐっと飲み込んでいた言葉です。


遠方から飛行機に乗ってやってくる方の出ている以上

少しは技術も・・・と思った訳ですが

基礎技術はやはり丁寧に教室での指導になります。


カフェと教室を同じと考え 自分の家から一番近く格安な場所で

全てを習おうと考えるのは甘すぎます。




そして指導者の方にも書かせて頂きます。

私から疑問点を習いたいのであれば きちんと筋を通すべきです。

生徒さんに私の技術を指導したいのであれば 

マネージメント会社の方を通して下さい。


交通費+材料費というのは 指導者集団用のワークショップ価格設定ではありません。



ただしーーー

指導者一人が個人的に 指導をこうて習う事に関しては

その日のワークショップの内容&私の指導準備の範囲ならば

私に習った事であると自分の生徒さんにも話す事を条件に許可してます。

ーーー



私も慣れない英語と向き合い 海外の先生に教えをこい

日々勉強しています。指導するというのは金銭を得ているのです。

頂いた金銭で さらに勉強するのは当たり前ではないでしょうか。


日々格闘し 真面目に取り組んでいる技術を 格安で習って

指導しようというのは納得できません。

指導者集団には指導者集団価格があると言うことは明言しています。


どうぞ 今後はマネージメント会社とご相談下さい。

普段は好きにさせて頂いて 名前だけのマネージメント会社状態と

笑って話して居ますが 正式契約の必要な仕事は全てお願いしています。


指導者集団を指導するというのは正式契約を結ぶべき事であるという

一般常識もわきまえ 指導要請には筋を通して下さい。





故生田光子家政大学名誉教授というのは 指導者としては偉大でした。

指導する事には枠がなくて 色々な先生の技術を解読し

そして向上させるという先生で 一番有り難かったのは向上させる技術です。


技術は出来ても そこからどういう風にそれを扱うのか?

一番扱いやすい方法はどういう風に手の動きをすればよいのか?

もっと動かしやすい方法はないのだろうか?

そこを考える力を頂けた事です。


画像を見て どういう技術を使えば作れるのだろうか?なんて

誰でも考える事で 見極めるのは時間が掛かっても

いつか謎解きは出来ます。そのぐらいの技術基礎は習いました。


最近ならYouTubeも発達しているので 面白い物も多いです。

そういうのをみて勉強するのと 勉学として指導を受ける違いが

なかなか判って貰えない部分ももどかしいです。


厳しい言い方をすると 私の独学の5年は 先生と出会った1日に劣ります。

学術的研究と手芸は全く別な物だったのです。

それが判っているからこそ 指導する事は大事だと思ってます。



追加事項として書いておきますが 私がやった勉学というのは 個人指導の事です。

大学でタティングレースを数コマしたのとは意味が違います。

私のは個人的に先生についての勉学修行(13年間)です。

大学で数コマやっただけの授業と修行は違います。



故生田光子家政大学名誉教授は指導者としては偉大でしたが

お金に関しては非常にドケチでして 指導料は 約2時間一人1万円。

これは指導者価格ではなく 個人の趣味人への価格でした。

今の価格なら 2万位でしょうか?


私は自分がお金がいつも無い状態で 誰かしらが応援して下さって

その応援があったからこそ 今に至っている事を身にしみて知っています。

京都から東京まで勉学に通うというのは 給料もほぼ全てを

自分の知力に注ぎ込むという事なのです。


なので 上から目線で書いているように見えるでしょうが 実際の私は

そういうタイプではありません。どちらかというと 自然体の適当人間です。

生徒さんの作っている物を 一緒に楽しむという感覚でタティングレースを

楽しめれば それでよいと思ってます。


講習料金等々も 主婦が継続して習える範囲になるようになど気を遣ってます。

趣味人の為の価格は 出来る限り低価格と決めているのは 自分の

苦労した事&援助して下さった方々への恩返しの意味があるのです。


趣味人と指導者の価格が違うのは当たり前の事でしょう。

偶然であれ なんであれ 指導者は指導者なのです。



私が苦労した事を踏まえての趣味人への気持ちを踏みにじる行為は慎んで下さい。