仙台市泉区・女性の夢を応援するプライベート教室「花のアトリエ*MintGreen*」の両國です。
大型連休後半始まりましたね。
道路の混雑を避けて、昨日は長男がこの春から住んでいる気仙沼へ日帰りドライブを決行しました。
東北自動車道で一ノ関まで北上し、県道284号線を東へ。
気仙沼に入ると、丁度お昼時。
魚市場に隣接した『海の市』の中で、カネト水産のまかない丼でランチにしました。
写真の「まかないどん」お味噌汁付きで千円！
お腹が満たされたところで、二階にあるシャークミュージアムへ。
フカヒレで知られる気仙沼、サメについての様々な資料の展示だけでなく、ここは気仙沼の震災から復興途中の今を知ることも出来る施設です。
『千年に一度あの津波が来るなら999年頑張ればいい。』
パネルにあった製氷会社社長の言葉。
こんな事を言いえるなんて！
でも、だからこそ、気仙沼の港は、こうして息を吹き返すことができたのでしょう。
このあと、以前、ウエディングフラワーをご依頼くださった方からお土産に頂いて知った、パルポーの焼き菓子『Gotto』を買いに行ってみました。
焼き菓子だけでなく、ショーケースに並ぶケーキを見てしまったら、
そのままスルーという選択肢はありませんでした。
エトワールでケーキセット800円を堪能。
ウエッジウッドのカップでいただくコーヒーも美味しかった～。
とても素敵な店内で 、いつかランチタイムにお料理も頂いてみたいと思いました。
ブレイクの後、夫のリクエストで三陸復興国立公園の岩井崎へ。
同行の長女は初めて訪れるところです。
指示看板がわかりにくいため前回と同じく、少し手前の駐車場に入りましたが、連休の合間とはいえ、この時期に車が一台も止まっていないことに不審に感じましたが、歩き始めて理由がわかりました。
一月半前に長男と訪れた時（その時のブログ）に工事中だった道路が、公園直ぐ近くに新しく整備されていた駐車場へと伸びていたのです。
少しずつ、少しずつ、復興している公園。
観光地としての顔になるには、もう少し時間が掛かりそうです。
東日本大震災前のこの辺りは、沢山の松の木があったのですが、大津波の被害を受けました。
残った松の一本が、まるで海に向かい津波に立ち向かう龍のように見えることから、そう呼ばれるようになった『龍の松』。
周囲は松林の再生を願い小さな松の苗木が植林されています。
この松が育つのに何年もかかるでしょうけれど、いつの日にか地域にとって大切な防風林、防潮林になることでしょう。
すぐ近くに建つ琴平神社に立ち寄りました。
前回来た時から、気になっていたのです。
何故なら、本当にこの辺り一帯、何もなくなっていましたから、神社が津波の被害を免れ残っていることに驚いたのです。
岩井崎に通じる道路の途中には、震災遺構として保存されることが決まった気仙沼向洋高校もあり、校舎の四階まで津波が襲った凄まじさを知ることができます。
境内に八重桜もまだ咲いていました。
この場所に、こうしてこの神社が無事で在る意味は大きいと感じました。
琴平神社を参拝した頃には、長男の仕事がそろそろ終わる時刻になっていました。
長男のアパート駐車場へ車を止めたときには、夕方6時を回ろうとしていましたが、徒歩で気仙沼駅からほど近い北野神社へ向かいました。
神社は市内を一望出来る場所にあります。
神社の山の斜面に筍を発見。
そう言えば、自生している筍を見るのは、十年ぶりかもしれません。
長男と合流し、初月給でご馳走してくれるというので、夕食をとれる場所を探していると電気店の駐車場に『ミミカー』が。
マジシャンのマギー審司さんのご実家で、
気仙沼で頑張る人々の声を集めるために、つくられたそうです。
さて、夕食をと目指したお店は何処も満席。
そこで『海の市』に戻ってみました。
物産販売は終了していましたが、飲食店は開いていました。
『リアスキッチン』でメカ×カレー(気仙沼のメカジキ水揚げ量が全国の7割を占めていることから誕生したメニューだそう)と、メカジキのハーモニカステーキを美味しく頂きました。
食事を終えて、帰路へ。
帰りは三陸道経由で戻りました。
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