今日のいわきは、雨でした。
なかなか、雨の日は外出する気になれません。
晴れた日だって、なんとなく
外に長時間いるのは
どうなのだろう？
そう思ってしまうのが現実。
そんな中、罹災した方々は建物の片づけを
日の暮れるまで行っています。
大切な思い出のある、財産を探し、
躯体が残った家屋は、また住めるようにしたいと
諦めることなく、片づけに励んでいます。
こうした地域で、夫は、毎日５時間以上、
罹災建物を見て回っています。
先日、太ももを怪我して帰ってきました。
足を踏み込んだ瓦礫に下が、
側溝になっていたのを気付かず、
ハマり込み、割れた木材が突き刺さりそうになったそう。
履いていた衣類が丈夫で裂けることがなかったため、
深手を負わずに済みましたが、
倒壊するかもわからない建物の中に入ることも多いので、
本当に危険な中で仕事をしています。
そんな被災地ですが、
一昨日の午前中は、暖かなお天気で、
私も、久しぶりに庭に出ました。
地震以来、放ったらかしにしていましたが、
いつの間にか、春が訪れていました。
カメラも、避難生活の中、
離さずに持ち歩いていたものの
撮影する気になれず・・・。
毎年、この季節になると、
スギの花分に悩まされつつも、
午前中いっぱい
庭で過ごすようになるのですから
このひと月は、やはりおかしかったのです。
でも、久しぶりにカメラを向けたくなりました。
本当は、一昨日、或いは昨日の記事で
アップしたかったのですが、
大きな余震があったため
写真どころでなくなってしまいましたから。
カメラ、一月触らないとダメですね。
設定もきちんとしないでしまって、
色もなんだかよくないです。
正直、載せようか迷いましたが、
とにかく、このいわきでも
自然は確実に花咲き季節を伝えようとしていることを
優先しました。
植えっぱなしのムスカリ
いつの間にか花が・・・
ブルーベリーの花がたくさんついています。
きっと、今年は豊作でしょう。
原発が恨めしい・・・。
ミモザがこんなに咲いています！
この黄色を見ると春が来た！そう思います。
ブーンブーン・・・ミツバチやハナアブの羽音が
聞こえます。
市内、桜の開花も始まっています。
本当は、放射線物質なんて、
気にする必要はないのかも・・・
この花達を見ているとそう思えてきます。
だって、自然が一番正直だから。
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