こんにちは!

「100年先まで幸せ実る人生を送る」をテーマに、ファイナンシャルプランナー×行動心理士として活動しております。FPオフィスアットライフ代表の高野幸実と申します。

今日は、行動心理学と経済学を合わせた【行動経済学】を学びます。

行動経済学は、物やサービスを売りたい企業側も熟知していますので、行動経済学を学ぶと無駄な出費を減らすことができるようになります。

1:物の本質を見極める
例えば「100円の栄養ドリンク」と「1,500円の栄養ドリンク」どちらが効きそうだと思いますか?
高いほうが効き目がいいに決まっている!と思いませんか?これは「プラシーボ効果」といわれる心理です。プラシーボ効果とは、ただの砂糖水でも、よく効く薬です!と言われると本当に効き目を感じるという心理実験の結果も出ています。
ブランド品も同じです。機能はさほど変わらないのに、ブランド料で高くなっている商品を良いものだと思い込まされている場合もありますので注意が必要です。
では、対策です。
「人は高いものを良いものだと思い込むふしがある」と認識して、「今自分が欲しいと思っている物の値段は、本当に価値に見合ったものか?」と冷静に考えることです。

2:つい真ん中を選んでしまう心理
「ゴルディロックス効果」ゴルディロックス効果とは、三段階の選択肢があった場合、人間は無意識のうちに真ん中の選択肢を選んでしまう傾向があるという心理のことで、日本では「松竹梅の法則」とも呼ばれています。ゴルディロックス効果を使うことで、相手の行動をあらかじめ予測できるため、経済やマーケティングなど多くの領域で活用されています。
例えば、福袋も1,000円と5,000円と10,000円なら、5,000円を買いたくなりませんか?
では、なぜ、人は真ん中を選ぶのか?というと…
「リスクを冒したくないから」なんです。
安すぎないし、高すぎないから、品質もそこそこなのでは?という無難な考え方から、人は真ん中を選んでしまうのです。でも、安くても美味しいものもあるし、高いからといって絶対に良いものとは限りませんよね?企業側も、敢えて選択肢を設けて商品を売っています。
それでは、対策です。
私たちにとって大切なことは「満足度」です。
絶対に一番安いものを選んだり、高いものを選ぶ必要はありません。
「自分が、これを選んでよかった!これが欲しいんだ!」と思えばそれが正解なのです。
これからは、「無意識に真ん中を選ぶのはやめて、自分が本当に満足する選択をしていきましょう」

3:ポイントやおまけに注意
ポイントは現金代わりにも使えるので、お得ですが、ポイントを得ることに夢中になり過ぎて、不要な買い物までしていたら本末転倒ですよね。
これは、「ブレイクイーブン効果」という心理です。ブレイクイーブン効果とは、無意識のうちに、損失を取り返そうと考えてしまい、リスクを負ってしまう心理です。「お買い物して失ったお金を、ポイントをゲットすることによって、少しでもお得な気持ちになるということ」です。
例えば、コーヒー10杯分貯まったら1杯サービス、ギャンブルに負けてムキになってしまい、どんどん深みにハマって本来なら行わない行動をとってしまうことも全て同じ原理です。※ブレイクイーブン効果は投資をする方にとって、是非とも事前に知っておいていただきたい心理の一つです。(投資に関しては後日、別記事でまとめて掲載いたします。)
つまり、ポイントを貯めることが目的になってしまうと、本来の「お金を貯める」からは遠ざかってしまっているということなんです。
更に「ポイントが貯まるから、どうせなら、あのお店で買おう!」思わせ、お客様の囲い込みにも使われています。
では、対策です!
「ポイントやおまけが目的にならないこと」、「本当に欲しいものかどうか、本当に必要なものなのか、一度冷静になって考えること」です。

行動経済学は奥が深く、まだまだ色々とあります。もし、もっと知りたい!と思っていただけましたらいいねやフォローをしていただけると幸いです。リクエストもお待ちしております(^-^)

この記事が少しでも、誰かのお役に立てれば幸いです。それでは、今日はこれでお終いになります!

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

またお会いしましょう♪

FPオフィスアットライフ 代表 高野幸実



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