こんにちは。


この前から空の月が気になり始めていました。

少しずつ満ちていく月。

満月はいつだろう?


調べてみたら

明日が満月でした。



今日はそんなことが頭にあったのか、

選んだ曲は月がタイトルにある曲でした。

おはようございます。



フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

松田聖子




松田聖子さんが、洋楽を歌っているのも珍しいですが、この曲も聴いたことがあるので、調べてみました。

多くのアーティストに歌われているこの曲ですが、

ここではその幾つかをあげてみます。




この曲の原題は「In other words」で、

1954年バート・ハワードによって作られました。 

現在よく知られているアレンジとは異なり、拍は4分の3拍子でした。

ニューヨークのキャバレーでの初披露時は

フェリシア・サンダースが歌唱。(1959年にB面、1961年にA面として発売されました)


フェリシア・サンダース 「In Other Words」




初めてレコーディングされたのは同年、ケイ・バラードの歌唱によるものでした。

ケイ・バラード「In Other Words」




1956年には、ポーシャ・ネルソンのアルバムに収録されました。

「Fly Me To The Moon」の題が初めて登場するのは同年、ジョニー・マティスがこの曲を収録したアルバムにおいてです。

 ジョニー・マティス「Fly Me To The Moon」



1959年にフェリシア・サンダースがシングルのB面としてリリース。
1961年にはA面として発売されました。
(曲は上の印のところにあります)


広く知られるようになったのは、ペギー・リーが1960年に出したアルバムの一曲として、同時期に「エド・サリヴァン・ショー」(TV番組)で歌ったことがきっかけです。

ペギー・リー「Fly  Me To The Moon」




曲が現在よく耳にする形になったのは、1962年。
ジョー・ハーネルが4分の4拍子のボサノバ風にアレンジ。 

1964年にフランク・シナトラがカバーし、爆発的にヒットしました。
アメリカはこのころ、アポロ計画の真っ只中にあり、ヒットしたのにはそうした時代背景もあったようです。

フランク・シナトラ「Fly  Me To The Moon」




インストナンバーとしても知られており、オスカー・ピーターソン等のジャズ・アーティストによっても演奏されています。

オスカー・ピーターソン 「Fly  Me To The Moon」




その後も数多くのアーティストにカバーされ、
現在に至っています。
  



オススメのカバー&演奏

 ドリス・デイ 「Fly  Me To The Moon」


 ビージー・アデール 「Fly  Me To The Moon」