本日は、『野菜ソムリエの会熊本』のメンバー数名で、熊本市西部にあるトマト農園の見学に行ってきました。
トマト農園は、去年阿蘇でハウストマト農園の見学をしてきましたが、今回は中心市街地の近郊ということで、作られる場所で、トマトに違いがあるのかを学びたいと思い参加しました。
今回おじゃましたトマト農家さんは熊本港に近い海路口(うじぐち)というところ。
海に近いところなので、植物にとっては塩害があるのでは?と、思われますが実はその逆で、植物は自分にとって悪い環境にいると、それに負けないような生命力を発揮するので、思いのほか良い食物になるのです。
本日農園見学でお世話になった井手さんです。
所有のトマト農園でできた製品を、ご自宅の敷地内で産直販売所を設けられています。
“直販所”と、いうよりは、無人店舗といった感じですが、よくある“ほったて小屋”ではなく、自販機を設置している斬新な感じです。
井手さんを囲んで、トマト専門の直販をはじめたルーツや、今後のビジョンなどをいろいろと質疑応答。
トマトハウスを見せて頂く前に結構な時間この場でいろいろと意見交換をしていました。
実は、本日の参加メンバーの中に、トマト栽培を生業としている方が2名いらっしゃって、同業者なので余計に専門的なお話が出たりして、生産とは無関係な人達は、とても興味津々でした。
こちらが栽培されているハウス。
直営所から眼と鼻の先・・・よりも近いくらいの場所にあります。
ハウスの中に入らせて頂きました。
整然とされたトマトの菜園。
それに、向こうの端がどこなのかわからない程の奥行き。
圧巻です。
ハウス内を見ると、植物栽培には大事な水やりをするスプリンクラーのようなものが見当たらないので、どのように水やりをされているかというと、根は地中深くありその地中にはミネラル分タップリの水が流れているので、殆ど水やり作業をする必要はないとか。
本来は、実がなると房が下に垂れ下がるので、実の部分は地上スレスレにあったりするものですが、このように高い位置にロープを張って枝を上の方に寄せていると、収穫の際は腰をかがめてムリな姿勢をとらずに立ち目線で収穫できる利点があるそうです。
写真を撮る時も、中腰にならずにいられるので、みんなそれぞれいろんなトマトの表情を撮影していました。
トマトの花。
赤いビーズの暖簾じゃないですよ(笑)
マイクロトマトです。
一粒の大きさは真珠大。
小粒だけど、ちゃんとトマトの形です。
なんとなく、葡萄のデラウエアみたいですね。
見た目はカワイイものの、今のところは市場で大きな需要はないので、作っている量としては苗木の本数からいうと50本だそうです。
こちらは中玉の塩トマト。
蔕がピンとして新鮮そのもの!
品種は『ファン・ゴッホ』というものだそうです。
こちらはイチゴのように、通常のものよりは球が長細いトマト。
品種はサンストリームです。
イチゴのような形は、ダテじゃなく酸味は少なく甘みタップリです。
井手さんのトマト農園で栽培されているトマトは全部で5種類。
そのトマトに、商標登録をつけていらっしゃいます。
マクロトマトには、『甘とま!』という商標登録を。
塩トマトと同じ品種ファン・ゴッホ(現在品種名:カンパリ)には『赤丸上々』。
サンストリーム/ストロベリートマトには『いちごに恋する夢とま!』と。
中玉ファン・ゴッホの塩トマトにも『塩とま!』と、商標登録されています。
この時にはありませんでしたが、他に同じファン・ゴッホ種で房採りする『房丸』というものもあるそうです。
ビタミンC及び抗酸化性の強いリコピンが豊富なので、『食べるサプリメント』として、どんどん食べて欲しいとのことでした。
ハウスの見学が終わってから、私達もこの自販機を使ってトマトを買って帰りました。
私達だけで、ほぼこの自販機は完売状態。
家に帰って、夕食の際母と食べ比べしましたが、それぞれに風味や食感の違いに感激しながら食べました。
井手さんのトマトは、東北のスーパーでも販売されて、結構評判いいとか。
福岡では、ジェラートショップで『井手さんちのトマト・赤丸上々シャーベット』という名で販売されているそうです。
T.K.EVOLUTION FARM
熊本駅熊本市海路口町453
☎096-223-1339
『トマト物語り』のサイトはこちら
トマト農園は、去年阿蘇でハウストマト農園の見学をしてきましたが、今回は中心市街地の近郊ということで、作られる場所で、トマトに違いがあるのかを学びたいと思い参加しました。
今回おじゃましたトマト農家さんは熊本港に近い海路口(うじぐち)というところ。
海に近いところなので、植物にとっては塩害があるのでは?と、思われますが実はその逆で、植物は自分にとって悪い環境にいると、それに負けないような生命力を発揮するので、思いのほか良い食物になるのです。
本日農園見学でお世話になった井手さんです。
所有のトマト農園でできた製品を、ご自宅の敷地内で産直販売所を設けられています。
“直販所”と、いうよりは、無人店舗といった感じですが、よくある“ほったて小屋”ではなく、自販機を設置している斬新な感じです。
井手さんを囲んで、トマト専門の直販をはじめたルーツや、今後のビジョンなどをいろいろと質疑応答。
トマトハウスを見せて頂く前に結構な時間この場でいろいろと意見交換をしていました。
実は、本日の参加メンバーの中に、トマト栽培を生業としている方が2名いらっしゃって、同業者なので余計に専門的なお話が出たりして、生産とは無関係な人達は、とても興味津々でした。
こちらが栽培されているハウス。
直営所から眼と鼻の先・・・よりも近いくらいの場所にあります。
ハウスの中に入らせて頂きました。
整然とされたトマトの菜園。
それに、向こうの端がどこなのかわからない程の奥行き。
圧巻です。
ハウス内を見ると、植物栽培には大事な水やりをするスプリンクラーのようなものが見当たらないので、どのように水やりをされているかというと、根は地中深くありその地中にはミネラル分タップリの水が流れているので、殆ど水やり作業をする必要はないとか。
本来は、実がなると房が下に垂れ下がるので、実の部分は地上スレスレにあったりするものですが、このように高い位置にロープを張って枝を上の方に寄せていると、収穫の際は腰をかがめてムリな姿勢をとらずに立ち目線で収穫できる利点があるそうです。
写真を撮る時も、中腰にならずにいられるので、みんなそれぞれいろんなトマトの表情を撮影していました。
トマトの花。
赤いビーズの暖簾じゃないですよ(笑)
マイクロトマトです。
一粒の大きさは真珠大。
小粒だけど、ちゃんとトマトの形です。
なんとなく、葡萄のデラウエアみたいですね。
見た目はカワイイものの、今のところは市場で大きな需要はないので、作っている量としては苗木の本数からいうと50本だそうです。
こちらは中玉の塩トマト。
蔕がピンとして新鮮そのもの!
品種は『ファン・ゴッホ』というものだそうです。
こちらはイチゴのように、通常のものよりは球が長細いトマト。
品種はサンストリームです。
イチゴのような形は、ダテじゃなく酸味は少なく甘みタップリです。
井手さんのトマト農園で栽培されているトマトは全部で5種類。
そのトマトに、商標登録をつけていらっしゃいます。
マクロトマトには、『甘とま!』という商標登録を。
塩トマトと同じ品種ファン・ゴッホ(現在品種名:カンパリ)には『赤丸上々』。
サンストリーム/ストロベリートマトには『いちごに恋する夢とま!』と。
中玉ファン・ゴッホの塩トマトにも『塩とま!』と、商標登録されています。
この時にはありませんでしたが、他に同じファン・ゴッホ種で房採りする『房丸』というものもあるそうです。
ビタミンC及び抗酸化性の強いリコピンが豊富なので、『食べるサプリメント』として、どんどん食べて欲しいとのことでした。
ハウスの見学が終わってから、私達もこの自販機を使ってトマトを買って帰りました。
私達だけで、ほぼこの自販機は完売状態。
家に帰って、夕食の際母と食べ比べしましたが、それぞれに風味や食感の違いに感激しながら食べました。
井手さんのトマトは、東北のスーパーでも販売されて、結構評判いいとか。
福岡では、ジェラートショップで『井手さんちのトマト・赤丸上々シャーベット』という名で販売されているそうです。
T.K.EVOLUTION FARM
熊本駅熊本市海路口町453
☎096-223-1339
『トマト物語り』のサイトはこちら