皆さん"侍"にどのようなイメージをお持ちでしょう。


「主君への忠誠」

「己の信念貫く」

「潔い死生観(切腹)」


かっこよくもあり、実はとってもピュアな生き様です。

"侍"は僕自身も大好きですし、男のロマンです。


一方で、侍が学んだ"武士道"はある種の洗脳教育でもありました。


歴史の話になりますが、遡ることは江戸時代。

徳川幕府が作った官僚育成システムこそが"武士道"の発端です。

それは一貫した「社会制度」で従業員を管理するものです。


明治維新後もその"ノウハウ"は継承され、

昭和にかけては「軍隊」として使われました。


現代においても、その"名残"は、

社会のあらゆる場面の根底で散見されます。


例えば、就職の話で言えば、

受験のための勉強に精を出し、就職のために受験を突破。

大企業に入り、会社に生涯の忠誠を誓う。

みんな横並びで出世を目指す。


さぁイス取りゲームの始まりです。


みんなで同じゴールを目指したならば、

少人数の勝者と大多数の敗者に分かれることは決まっています。

大多数が"討ち死に" することになります。※現代では本当に命は奪われませんが。


また、日本では会社を辞めるということは重大な決断であり、

非常にネガティブな印象を与るというのが現実です。


「そんなの一昔前の話。」

「今は実力主義だし、転職等ステップアップも当たり前!」

そう感じたあなたは大変優秀な方です。


ところが皆さん、大学生向けの「就職希望企業人気ランキング」をご存知でしょうか。

ビジネスに精通している人であれば、目を疑うような企業が多数選抜入りしている。


有名企業、大企業に応募は集まり、多くの人はやはり"討ち死に"

中小企業、ベンチャー企業は数百万の求人費用を掛けても希望人員を採用できない。


鶏口牛後の意味さえ知らない人が大多数。


これが現実なんです。

要するに、マジョリティの人たちは昔の思考となんらかわっていないということです。


戦いを制するには、適切な「地図」、「武器」、「戦略(戦術)」が必要です。


時代錯誤な"日本刀"という"志"を腰に帯び、

社会に巣立たせる日本の教育問題について、次回お話します。



武士道 (PHP文庫)/PHP研究所

¥535
Amazon.co.jp


新篇 葉隠 (タチバナ教養文庫)/たちばな出版

¥1,404
Amazon.co.jp

小学校に入ると、「将来何になりたいですか?」と

先生に聞かれたりします。


「私はケーキ屋さん」

「僕は警察官になる」

「じゃあ僕は消防士だ」


と某専門学校の昔のCMにみたいに次々と答える。笑


みんなそろって思い描いているのは"就職"です。


女の子の「ケーキ屋さん」という言い回しは微妙ですが、

"可愛い制服" "オシャレな店内" "大好きなケーキ"

おそらく思い描いているのは店員さんとして働いている姿でしょう。


ここで勘の言い方は「ピン!」ときます。


「ああ、この人は"就職"を批判したいんだな。」

「みんな経営者になれ!投資家になれ!」

とか言い出すんでしょ!と。


おしい!笑
少し違います。


みんな自分のなりたいものになればいいんです。いや、なるべきです。

「正解、不正解」は自分の中にしかないのですから。


自ら"選ぶ"ことに問題はありませんが、


その"選択肢"


"選択肢自体"も本当に自分で選んだものですか。



小学校に行くと、社会見学というものがあります。


町の工場に出かけて、汗水を垂らして一生懸命働いているおじちゃんの話を聞く、

ことはたくさんあっても、

その工場の社長がどれだけ家族を犠牲にして、借金苦で悩んで、命をすり減らして

商売をしてきたか、なんて話を聞いたことはあるでしょうか。


どちらも人生における大切な"選択肢"です。


それではなぜ、教育の現場で後者が取り上げられることがあまりないのでしょう。

ここには様々な要因があります。


「歴史」 「経済」 「教育」 「利権」等、

これらが複合的に絡み合って、私達に与えられる情報には

バイアスがかかり湾曲されているものが大多数です。


つまり、自分で選択をしているつもりでも

知らず知らずのうちに、誰かに選択肢を与えられ

その中の一つを掴み取っているに過ぎません。


つまり、"神の見えざる手"ではなく

意図的にそうなっている可能性があるということです。


次回はこれを歴史的背景から見ていきましょう。


「私、お金はいらない。将来は離党で1人暮らしていきたいの。」

こんな女性の方と出会ったことがります。


サバイバーです!笑
こんな感じでしょうか。

サバイバー


でも非常に夢があるお考えですよね♪


突然ですが皆さん、

わが国の日本国憲法というものをご存知ですか。

もちろん知っていますよね。


では、国民の3大義務。すべて言えますか?


「納税の義務」

「勤労の義務」

「教育の義務」


はい。小学校で習いました。


働かずに税金を収めずに生きていくことは"憲法の義務違反"なんですね。笑

やはり日本国民の一人として、憲法にしたがい全うに(!?)生きていきたいものです。


ということで、「お金」というモノが必要になるわけです。


ところで、世の中でお金を増やす方法はいくつあるのでしょう?

答えは"3つ"しかないのです。


①入ってくるお金を増やす

②出て行くお金を減らす

③投資でお金を増やす


それぞれ具体的な方法は詳しくこれから説明していきます。


今回は、日本国憲法により「お金」というモノから逃げられないことと、

「お金」を増やす方法が3つあるということをご理解いただけたところで終了です。