まず「失敗」とは何でしょうか。

自分が理想とする結果と現実に起きた結果との"差"です。


求める結果が大きい程、そのギャップに肩を落とし、たくさんヘコむことになります。


理想とする結果=成功となるわけですが、

これは人によって違います。


たとえば、小学校で算数のテストがいつも80点台のB君。

90点を目標に頑張った結果、まさかの65点。失敗です。

理想とする結果との乖離に悩み苦しみます。


一方でいつも40点台のA君。

60点を目指し、結果65点がとれました。

これは目標達成で成功!となります。


外から見れば全く同じ結果でも、

人によって受け止め方が変化するわけです。


つまり、「成功」「失敗」も本来は自分の中にしかないものです。

だから、そもそも他人と比較することは無意味なのです。


例の話ではA君は失敗、B君は成功でした。


ここでA君は非常に大切な経験をします。

得意だった算数で失敗します。原因はなんだったのでしょう。


「体調不良」「怠慢」「苦手な単元」etc.


いろいろ考えれますが、ここでA君は一つ成長することになります。


体調不良⇒得意なことでも状況によって失敗することを知る。
     将来、受験や就職、大切な場面では体調管理によりいっそう気を配る人になる。

怠慢⇒努力した者と怠けた者の結果の差に気づく。
   少しのアドバンテージ等ないに等しい。

苦手な単元⇒全体として得意でも、ミクロ的な視点でみる苦手なこともある。
      これを克服することで、A君の算数に対する能力は磐石のものへとなっていく。


こうやって見ていくと、"失敗"した者の方が得られるものが多いようにも思えます。

言い換えれば、"失敗"も中身を因数分解してみると

"小さな成功"や"成功への大きなヒント"がたくさん隠れているからです。


失敗を失敗で終わらせる人にならないようにして下さい。

これは成功した場合も同様です。


つきつめれば、「成功」「失敗」という概念を持つこと自体、

あまり意味を持たないということです。


「PDCAサイクルをまわす」という

社会では必ず誰かがどこかで必ず唱えている"呪文"が意外と的を射ているのかもしれません。


ここで大事なのは「人と比べない」ことです。

人は目に見えるもの、比較検討しやすいもので

つい自分の価値を計りたくなるものです。  


そこをグッとこらえて、理想とする自分と今の自分を常に競い合わすことができれば、

自然とあなたの望む"成功"へ自分自身を導くことができるでしょう。






「失敗は成功のもと」

皆さんがよく知っている言葉です。

頭では理解している"つもり"なんです。


でも、みんなの前で"失敗"するのは恥ずかしい。

無意識に心のブレーキが発動します。


これは日本の教育が大きく影響をしています。

間違ったり、失敗した人を罰する。

このような教育が人の成長スピードを限りなく制限してしまいます。


一方で、自発的な行動や失敗なくして成長はありません。

ではどうすれば良いか。


覚悟を決めることです。


失敗することは初めからわかっているのです。

「大丈夫かな」「うまくできるかな」

そう思い、誰にも見えもしない不安や恐怖を

自らの中に勝手に作り上げているに過ぎません。


未来を知っていればなんてことはありません。


そこから"何を学ぶか"が自分の成長を実感できる唯一無二の感動の瞬間です。

これは失敗を笑ったり、批判する傍観者には絶対に味わえない自分だけの"宝物"になります。


最も大切なのは、自ら決めたゴールに辿り着くまであきらめないことです。


人生はよく"フルマラソン"に例えられますが、

これは1位になることが目的ではありません。


つまり、時間やスピードは問題にならないということです。


途中で止まろうが、引き返そうが、歩こうが、ケガをしてしまおうが、

ゴールすることが目的です。


そもそも、人生のマラソンはみんなそれぞれゴールの場所が違うんです。

ゴールは自分で決めるわけですから。


要するに"人生とは自分との戦いだ"という俗説的なところに帰属します。

でも本当にそうなんです。


失敗した時、ぜひ心から喜びを感じてください。

人が生きていく中で、成功という結果より最も尊い時間なのかもしれません。
大学生アキラ君:「とにかく俺は頭を下げるのが嫌です!」

   私   :「どうして嫌なの?」

大学生アキラ君:「カッコ悪いから!将来は社長になって頭を下げられる人になるんだ!」

   私   :「社長は頭を下げなくていいの?」

大学生アキラ君:「当たり前だよ!社長は偉いんだから!」


この会話、みなさんは違和感を感じられたでしょうか。


確かに社長といえばたくさんの社員や部下達に頭をさげられ、

世の中からも尊敬されることが多いことも事実でしょう。


私が知っている限り、社長には2パターンの方がいると思います。


①頭は下げず、いつも偉そうにしている人

②いつも謙虚で、必要な場面で頭を下げれる人


前者のような人は、数年で姿を見なくなることが少なくないように思います。

一方、後者のような振る舞いができる人は周りからの信頼も厚く
社会的にますます成功していく人が多いです。


ではなぜ、このような違いが生まれるのでしょう。

実は答えは明白です。


社長に頭を下げてよってくるのは、そうすることで得をする人。

つまり利益を得る、お金を得る。

そういう人が大多数です。

社長という人そのものではなく、その人が持っている利権やお金に人が集まる。

要するに、自分が持っている付加価値の消費にあたるわけです。


一方で、社長自ら頭を下げるということは、

自分の持つキャリア、付加価値以上のモノを常に得ようとする行動に他なりません。


この行為は己を成長し続けることに繋がります。

つまり、世の中に対する価値、影響力は拡大の途をたどるいっぽうです。


事柄の見た目やうわべだけの評価に左右されず、本質を見抜く力を養いましょう。