こんばんは!
東京都中野区のカラースクール
【At color 8(アットカラーエイト)】のまついゆかりです。

 

 

「青が好きだけど、イエベだから似合わないんですよね…」

「ブルベだから黄色を着ると顔がくすむんです…」

 

そう思って、色の選択を狭めていませんか?

 

多くの方が

ブルベ=青系しか似合わない

イエベ=黄色系しか似合わない

という”極端な思い込み”によって、せっかくの好きを封印してしまっています。

 

これ、本当にもったいないです。

 

実は私も色を学ぶ前は

「本当は青系の服が大好きだけど、イエベって言われたから青系の服は着れないな…」

と勘違いしていました。

 

でも、イエベ・ブルベの本当の意味が分かれば

ブルベさんにも似合う黄色があるし、イエベさんにも似合う青があることが分かって、

色の選択を狭める必要なんて全然なくなりますよ。

 

 

イエベ・ブルベは色みの向きの違い

まず大前提として、
イエベ=黄色い、ブルベ=青いという意味ではありません。
 
実際は肌が
・黄み寄りの色になじませやすいか
・青み寄りの色になじませやすいか
という向きの違いです。
 

よく

「イエベ=温かみがある色、ブルベ=涼しげな色」と言われますが、

これだけではいまいちピンとこないこともあります。

そこで一つの例としてよく出るのが

「バナナの黄色がイエベ」「レモンの黄色がブルベ」という表現。

 

↑よくイエベ・ブルベの説明で例えられる「バナナとレモン」

 

 

確かに「イエベ=温かみのある色、ブルベ=涼しげな色」より

想像しやすくて分かりやすいとは思うのですが、

これをひとつのバナナの中で完結させると、もっと腑に落ちるんです。

 

 

 

バナナの熟度によって”ブルベ→イエベ”に変化する

バナナには、実は熟度によって8段階の色があります。
これをそれぞれイエベ・ブルベに分けてみました。
 
↑画像はレタスクラブの2024年8月10日の記事からお借りしました
※右の欄の記号は日本でよく使われる表色系PCCSの記号です。
 
上から見てみると
まだ青くて硬そうな色→少し青みの残る黄緑→ちょうどよい黄色→甘そうな完熟の黄色→茶色がかった濃い黄色
 
これをパーソナルカラーに当てはめると
上から3つ目までは未熟で青みが残るゾーン=ブルベの黄色
上から4つ目から一番下までは甘く完熟したゾーン=イエベの黄色
となります。
 
つまり。
ひとつの黄色の中でも、青みに寄る黄色もあれば、黄みによる黄色もある。
「バナナの黄色=全部イエベ」ではないんです。
 
 

バナナはグラデーション。色もグラデーション。

バナナの色が連続して変化するように、
色も”どれか1色”で分断されているわけではありません。
 
✔️色み
✔️色の深さ
✔️鮮やかさ
✔️温度感

これらが少しづづ変化して、
青みゾーン→黄みゾーンの間をグラデーションでつないでいるんです。
 
だから、
「イエベさん=黄色しか似合わない」
「ブルベさん=青色しか似合わない」
と考えてしまうのは、あまりにもったいない誤解。
 
実際には
・ブルベさんでも似合う黄色もある
・イエベさんでも似合う青色もある
というのが本当のところです。
 

じゃぁ、自分は?大事なのは、”どのゾーンと調和するか”

大切なのは
自分は”色のグラデーションの、どのゾーンと調和しやすいか”ということ。
 
✔️イエベ・ブルベは「青または黄色の2択」ではない
✔️色は連続していて、境界線はなくグラデーション
✔️自分が調和しやすい”色のゾーン”を知ることが大切
 
境界線でパキッと分ける必要はありません。
 

だからこそ、
「ブルベだから似合う黄色がない」
「イエベだから似合う青色がない」
そんなことはありません。
 
色はもっと自由に、幅広く選べます。
ぜひあなたらしい色を見つけて、もっと気軽に取り入れて楽しんでくださいね♫
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 

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色の学びについて、もう少し知りたい方は

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