12/25(日)、年末はテニスの練習で忙しいため、今年の年末は例年のようにガツガツしないで比較的近場の真鶴でまったりと早めの釣り納めをすることに。前回釣れなかったメジナを是非とも今回は1匹でも釣って年末に食したい。月齢をチェックすると丁度新月の闇夜。こうなったら思い切って三ツ石へ渡るしかない!

行きがけにあおき釣具店でオキアミ3kg1枚を購入し混ぜ混ぜ。いつものようにビニール袋2袋に分ける。まだ干潮の時刻には早かったので以前下見した真鶴半島北部にある「二番下右側」の磯へ。

事前に下調べせず以前来た時の記憶を頼りに斜面を降りて行くと、案の定、経路を間違えて「沖網の掛け出し」行く経路であるゴロタ浜へ下りてしまう。海に向かって左側の岩場が目的の磯であるが崖になっておりロープがあるも上るのは困難。以前来た時、空身で、垂直に垂れているロープを斜めに張って、ロープを持って崖を斜めに途中まで駆け上がり、ロープに全体重がかかって垂直になるタイミングで足をふんばって耐えてよじ登った記憶があるが、背負子を背負っては難しいかも。でも行けなくはなさそう。。。よせば良いのに挑戦してしまった。。。

案の定、駆け上がる前にロープを持った状態でターザンのように海側に揺れてオーバーハングの崖にぶら下がる形になり、重さに耐えきれなくなって落下(高さ50cm位?)、痛たたた。。。丁度波が引いたタイミングだったので幸運にも波をかぶることはありませんでしたが、タイミングによっては釣り開始する前に全身ずぶ濡れになる所でした。安全第一、下調べが大事ということを今回も痛感。

体をさすりながら一度道に戻り、今度は正しい経路で磯へ。今日は少し波が強く、先端に出るのは難しかったので、やや高場から釣り開始。コマセの半分で勝負です。磯際を浅棚で狙ったのですが反応無く、1回だけメジナと思われる魚がかかったのですが根掛りでバラシ。干潮時間が来たので結局坊主で撤収。撤収時に海を観察すると、磯際は岩が張り出していて極浅。こりゃ、今回も狙うポイントが間違っていたな。完全に前回と同じパターン。前回同様、メジナがいることは確認できたのだけが成果となりました。しかし、今回の本番はこれから。本命の三ツ石へ渡って挽回だ!。

21:20頃にウェダーを履いて三ツ石へ渡りはじめます。人影が無く、さすがにクリスマスの夜に来るバカは自分だけかと思ったところ、渡る途中に電気ウキの光が。もう1人、釣りバカがいるようです。頑張れー。

三ツ石はこれまで何回か渡り、下図のA~Cのポイントで釣ったことがありますが、夜釣りで40cmクラスが数匹釣れて良い思いをしたのはCポイントのみ。

今回は是非新場所を開拓したい。A(船着き場)の北側の未知のエリアなので探索してみることに。雑誌にはすぐ北側の出っ張り部分がポイントとして書かれているのですが足場が高すぎて自分には無理。他に場所がないかと探すとDのポイントが足場は狭いものの高さも雰囲気も良いことを発見。期待度MAXで22:00頃に釣りを開始します。

ウネリが少し入っているので仕掛けが落ち着くタイミングが難しいですが10m位沖は比較的波の影響を受け無さそうなのでそこを狙います。はじめは餌も取られませんでしたが2時間位餌を撒き続けた頃に餌が取られ出します。そして23:10に待ちに待った1匹目のメジナを40cmをゲット。久々の良型メジナ、いつぶりでしょうか。うれしい。

 

23:56、2匹目は30cmのオナガメジナ。

 

0:15、3匹目は34cmのクチブトメジナ。

 

やがて餌が尽きて片付けした後、1:00頃に撤収。3匹釣れたということは、なかなか良い釣座だったのではないでしょうか。コマセがもっとあればもっと釣れたかもしません。

本日の釣果は3時間程の釣り時間でメジナ3(40,34,30cm)と自分としては効率の良い満足な釣り納め。

新しく良い釣座を開拓できたし、年越しの魚も確保できて、これで良い新年を迎えられます。メジナが釣れる気配が雰々する釣座だったので、是非また十分な量のコマセを持って挑戦し豊漁といきたいものです。