7/23(土)、今回も前回同様、オキアミ3kg分のコマセを用意し、前日の22:00から朝3:00まで頑張ります。狙いはイサキやメジナ。フエダイなどの予想外の獲物が掛かってくれれば、なお良し。
前回の釣果は2匹なので、今回は3匹を目標とします。前回、今期初のフエダイが釣れたので今回も期待しまいますが、前回イサキが釣れなかったので、イサキの産卵が終わって旬が過ぎてしまったのか確認もできればと思います。また、だいぶイシガキダイの釣果報告が聞こえて来ているので、我慢できず、イシガキダイ釣り用に採取したザリガニを準備済み。

夜釣り後に、明るくなってから延長戦でイシガキダイ釣りにもトライしてみます。イシガキダイ入れ食いの時期には時期がまだ早い気もしますが試さずにはいられない。。。


今回は家族の夕食を作る時間が無かったので、夕食は妻にまかせて出発しました。行きがけに、底物用のウニ通しを持って来るのを忘れたことに気付きます。仕方なく行きがけに伊東の山哲釣具店でウニ通し2本セットを購入。550円也。予備を含め4本、家にあるのに、また2本増えてしまった。。。

毎度ながら、夜だけど磯へ下りた段階で汗だくでシャツはびしょびしょ。今日は磯へ下りる道にやたらと蜘蛛の巣が張っていた。人が入っていないのか、あるいは時期的に蜘蛛の巣の時期が到来したのか。昨年気付いたのですが、春から夏にかけて、森の中では時間経過と共に、まず毛虫が出て来て、それが成虫になった虫が出て来て、やがてそれを食べるために蜘蛛の巣が多くなり、それと共に虫の数が減っていき、やがて成長した巨大蜘蛛の蜘蛛の巣となり、気温が下がると共に蜘蛛の巣が無くなるというライフサイクルが見られます。

22:00頃に釣り開始。いつもすぐにハタンポかネンブツダイが食ってくるのに今日は魚の反応が無い。どうしてしまったのか。。。時々フグらしき反応が見られるようになるが1匹も魚がかからない。ここ最近、こんな反応が無いのは珍しい。ガンガンコマセを撒いていればやがて数少ないチャンスが来るはずと粘るが成果なし。やがて満潮時に波が上がって来てバッカンが流されそうになったので、これは危ないと釣り座を変更することに。安全第一で行きましょう。

23:00頃、移動のため少しずつ荷物を運ぼうとしたとき、遠くから近づいて来るライトが見えます。じっと観察していると、こちらの方に段々と近づいて来る。何者?、自分と同じ夜釣り目的だろうか。でも、今までこの場所で自分以外夜釣りをしている人を見たことが無い。今まで暗い内に来るルアーマンはいたが時間的に早すぎる。驚かせてはいけないと思い、ライトを明るく付け釣り座移動を開始。2回に分けて荷物を運ぼうと元の釣り座に戻りながら先程近づいてきたライトの主を探すが、何処にも見当たらず人影も無い。ん?、ライトを消して隠れでもしなければそんな短時間で姿が見えなくなるはずないのだけれど。何か後ろめたい事があって逃げたのか、あるいは人に合うのを嫌って避けられたのか。謎です。少し不気味。

まあ考えても仕方無いので移動した釣り座で夜釣りの続きを開始。半ば坊主を覚悟したので、コマセは遠慮無くバカバカ撒きます。時々、フグが釣れます。

23:42、ウトウトしながら釣っていると、いつの間にかウキが沈んでいて今日初めての魚の手応え。釣れたのは31cmのイスズミ。

この大きさなら臭みの無い個体の可能性もあるのでキープ。まあ、結局少し臭かったけれど。。。だけどワサビをきかせれば気にならないレベルだったのでタンパク源としてはセーフ。


1:10、先程のイスズミよりも良い手応え。これは大物か。メジナっぽい。どっせーいとぶり上げると良型のイサキ。38cm。

単体行動の大型のオスかと思いましたが、後でさばくとお腹の中には卵がありました。まだ旬が継続中なのか。ただ、卵は張りが無く少し容量が小さくなっている感じ。産卵途中だったイサキがたまたま釣れちゃったのかも。


イサキの群れが寄ってきたのかも。チャンス到来か。バカバカとコマセを撒き続けていると、1:30頃にかなりの大物がかかる。これは先日釣れたイスズミじゃないよなあ。半信半疑でじっくりと寄せて来ると巨大な魚体が。イスズミ以外の魚であってくれと祈りながらタモで掬うと、やはり巨大なイスズミでした。60cmくらいありそうです。。。

引きは十分に堪能できたので良しとしますか。リリース。


そのうちコマセが尽きたので後はまったりと胴付きにオキアミを付けて磯際へ垂らします。釣れるのは、ネンブツダイ、ハタンポ。。。結局、他は釣れず、4:45頃に日の出。

いつの間にかルアーマンが2人釣っていました。何か釣れている様子。
 

さーて、今日はここから延長戦。底物仕掛けにザリガニを付けて磯際に垂らします。
あまり良い反応が無いまま、エサが取られる。フグかベラでしょう。。。

6:00頃、反応が出て足裏大のイシガキダイが釣れる。

キープするか悩みましたが、小さ目なのでまずはリリース。この後、イシガキダイのような感じで1度舞い込むもばらし。他にハコフグが1匹釣れた程度で終了。

8:00頃には撤収します。この頃には既に灼熱の体感気温に。

餌が少し残っていたけど、使いきる気力が出ませんでした。2人のルアーマンはいつの間にか撤収しており、代わりに1人、ルアーマンが入って釣っていました。ハアハア言いながら斜面を登って行きますが体力の削られ方がヤバイ。やっぱりこの時期は夜明け前の涼しいうちの撤退がベストですね。


本日の釣果はイサキ(38cm)、イスズミ(31cm)のみ。。。

 

イシガキダイは小さかったけどキープすればよかった。昼の方がいろいろ釣れそうな感じもあるけど暑すぎ。イシガキダイの反応は今一で、本格的に狙うのは9月以降が良いと思われます。