1/29(土)、先週、真鶴では坊主を食らって落ちていた魚を拾って帰るという屈辱的な結果だったので、今回は富戸方面まで足を伸ばして釣果を求めることに。今回も減量のためにランガンでブダイを狙います。万一の場合に根魚を狙って坊主回避しようと、先週浜で拾ったサバを3枚に下ろして根魚用のエサとして持っていきます。

今回の目的地は宇佐美の長根。今まで宇佐美長根に行くときは焼却場近くから海岸へ下りて南側へゴロタを歩いて行っていたのですが、今回初めて宇佐美港付近の駐車場に車を止めてゴロタを北上して向かいます。最近、ここ数年無い位に伊東の沖合でイワシが大漁というニュースを見たので、コマセを撒いてイワシを狙うこともできるかもとも思いましたが陸からは無理だろうと思い留まります。

行きの運転中、過去の釣行を思い出してみると、長根でブダイを狙った時があったかと思うのですが、全く釣れなかったような気がする。。。
先週に続いてまた坊主は嫌なので、急遽行先を変更。朝イチは、まず、先日の1/8(土)に見つけたブダイ入れ食いポイントへ入りお土産を確保し、その上で宇佐美でランガンすることに。前回入れ食いだったのは潮が良かっただけかもしれませんが、2~3匹ならば今回も釣れるのではと期待します。

現地に早く着き過ぎて朝6時頃に釣り開始。ようやく空が白み始めた時間でブダイ釣りにはまだ早かったのでサバ短で根魚を狙いますが、ネンブツダイ1匹、ウツボ1匹釣れたのみで終了。

 

7:30頃からブダイ釣りを開始します。時間的にまだ早いかなとも思いましたが、仕掛けを放り込むと直ぐに当たりがあり7:32に1匹目確保。

 

時間が惜しいので釣った魚は足元に放置したまま再度仕掛けを投入すると直ぐに当たりがあり7:36に2匹目。これは良型だ。

 

7:42、3匹目

 

7:47、4匹目。入れ食いが止まらない。。。

 

7:50、5匹目。

 

7:53、6匹目。

 

8:00、7匹目。少しペースが落ちて来たかな。

 

8:08、8匹目。

 

8:11、9匹目。またペースが上がって来た。

 

8:15、10匹目。

 

丁度切りが良いのでここで終了。10匹お持ち帰りは食べきれない気がするので、最後に釣れてまだ元気だった2匹はリリースして8匹お持ち帰りすることに。ん~。今日はこれで帰宅すると楽でいいなあと思いますが時間が早いため予定通り宇佐美でランガンしていくことに。

10:43、宇佐美の駐車場出発。

 

ゴロタの入口手前は現在円盤状の建物を建設中。

なんとか別邸工事現場と書いてあったので、金持ちの別荘かどこかの企業の研修所かリモートワークの場所でしょうか。


ゴロタをどんどん歩き。

 

遠くに長根が見えて来た。

 

11:35頃、長根到着。駐車場から50分位かかってしまった。

 

長根に着くと何と3人の親子連れが昼食中。ここまで来る人はほとんどいないのでびっくり。釣果を聞くと、根魚狙いだけど浅すぎて全然ダメとのこと。丁度潮が満ちているタイミングなので魚がいる深場まで仕掛けが届かず釣れないんでしょうね。

 

満ち潮で長根は離れ磯状態。

泳ぎでもしないととても渡れません。陸側から見て長根左側の比較的深くなっている場所に仕掛けを放り込みますが当たり無し。宇佐美方面へ戻りながらランガン開始です。


二つ根付近でも当たり無し。

 

宇佐美港手前まで投げては移動、投げては移動で探りますが、結局1度も当たりが無く坊主でした。仕掛けは棚一ヒロとしていますが、思い切り投げてもウキが横になったりして、全体的に遠浅でブダイ釣りには向いていない感じ。しまいには根掛りで仕掛け一式失います。黒崎付近は浅すぎて投げる気もおきませんでした。13:30頃に駐車場に到着し撤収です。

本日の釣果はブダイ10(リリース2)でお土産は内8匹。大きさは35cm~40cmと良型ぞろい。

こんなに食べきれるかと思いましたが、3匹は一気に唐揚げにして消化、2匹は西京漬けに、1匹は刺身に、1匹はおすそ分けと意外と消化が進みました。処理が大変だったけれど。来週も体重を減らすべくがんばろう。。。

 

話は変わりますが、とあるルートからナマコを入手したので挑戦してみます。裏側を見るとヒトデの足のような触手がびっしりと生えていてウニウニと蠢いており気持ち悪い。

ネットで画像検索するとマナマコとのこと。マナマコには色味でアカコ、アオコ、クロコと3種類あるそうだが、茶色いこれはアオコらしい。青くなくて茶色いのになぜ。。。

捌き方を調べると、生かしておいた新鮮なナマコの頭と肛門付近をカットして胴体を開き内臓を取り除いた後、薄くカットして生のままポン酢に漬けて頂くとのこと。漁師さんは塩もみしないで食べたりするが、塩もみしても良いとのことなので、自分はすることに。

 

氷で冷やして死んでしまったと思うナマコ。大きくて30cm位ある。

 

両端をカットしてキッチンバサミで胴体を開く。黄色い内臓はクチコと言って珍味らしいが捨て。

 

5本の筋肉と思われるスジがあるが包丁でこそぎ落とす。5本というのは分類学的にヒトデの足の数と共通性がありそう。ウニの殻の内側のようにも見える。

 

塩もみすると大量にぬめぬめが出て来てきりが無い。3回ほど行ったところで止めておく。体表の表面の茶色がぬめりと共に取れて青色になってしまった。この色ならばアオコというのがうなずける。

大きさも半分ほどの長さに縮んでしまった。はじめタコのような手触りだったものが、縮んでゴムタイヤのように固くなった。カットしていみると、正しく居酒屋などで見たことがあるナマコだ。裏側一面にあった触手部分を生で食べるのはちょっと。。。と思っていたが、断面を見てもどこが触手部分か分からなくなっているのでセーフ。

そのまま食べてみると海水のせいか塩味がして固めの貝のようなコリコリとした食感。磯臭さはあるが悪くない。ポン酢に漬けると、その磯臭さが緩和されておいしい。コリコリな歯ごたえが癖になり、結構なペースで平らげてしまった。先日スーパーで売れ残って安くなったナマコをを見たときはとても買う気にならなかったが、こんなに簡単に調理できて美味しいのなら今度見かけたら買いですね。また人生の新たな扉が開いてしまいました。