11/27(土)、大量のザリガニを持って川奈地磯へ。先週の釣りが大敗北を期したので底物シーズンは終了間際かもしれず余り釣れる気がしませんが、坊主でなければブダイ1匹でも御の字の気持ちで挑みます。

金曜の勤務を終えて帰宅後、家を早めに出て釣り時間を確保したかったのですが、道具類は先週帰宅したまま放置していたので、まずは不足した底物用のワイヤー仕掛けを作成し、固着したサーフ竿をハンマーで叩いて固着を取った後、取れたガイドを接着剤で取り付け修理してからの出発となります。前回海に沈めたタモ枠の補充としては、東久留米のキャスティングで約1850円と一番安いVIPの直径45cmのタモ枠を購入したので持って行きます。

余談ですが東久留米のキャスティングの釣り針の品ぞろえはすごい。クエ針が店舗で売っているのを初めて見ました。しかも号数や種類も多い。残念ながら石鯛用の針は売っていませんでしたが、今後、いざという時に重宝しそうです。ちなみに東久留米にはタックルベリーもあるのですが、こちらの中古品の値付けは厳しめ。買うか買わないかのギリギリのラインを突いて来る価格設定が買う方としては面白くありません。残念。

現地到着は0:00頃。上弦の月の半月の夜でしたが快晴なので月明りが満月の時のように辺りを照らすので安全です。風は強い西風予報のため東伊豆の海況はこれ以上無いという位のべた凪。クエを泳がせで狙う上で非常に快適な状況です。

準備して1:00頃には釣り開始。さっそくオキアミ餌の胴付きで泳がせ用のハタンポの確保に入ります。いつも通り底付近でネンブツダイ、海面近くでハタンポが釣れてきます。

2:10頃、胴付きにそこそこの当たりが出て釣れた魚は26cmのアカハタ。とりあえず坊主は免れたので安心しました。

 
また何か掛かった様子。撒くとズシっと重い。動きがあまり無いが何だろうか。浮いて来た魚をぶり上げようとするも重くて糸が切れそうなので、浅瀬に誘導して引き釣り上げることを試みる。浅瀬でライトで照らすと大きなイシガキフグ。この場所でのイシガキフグは初めて。ぶりあげようとすると、やはり糸が切れてポチャリ。泳ぎが下手で足元で波に揉まれていたので手で下から掬おうとするもスルっと滑るので諦めます。独特の味のダシが出るのですが殆ど食べる所が無いのでまあいいか。。。
 

ハタンポが釣れたので泳がせて暫くするとウキが沈み沖へ走り出し糸がジーっと出て行く。これはサメか?
止めにかかると大きな抵抗無く止めることができた。よーし、ゆっくり寄せてくるぞ巻き始めるとバラシ。まだエサは付いているようなので再度食いつくかと待っているとウキが沈む。糸を巻くと重みがあるが魚では無い様子。これはもしやアオリイカ?。ばらさないようにゆっくりと巻いて行くとアオリイカらしきシルエットが海面に浮かびあがる。タモを用意していなかったので運良く針が掛かっていればと期待してぶり上げようとすると、ブシューっと水を吐いて餌を離して逃げてしまった。残念。また食いつくかもとそのまま仕掛けを放置し、その間にタモを組み立てます。すると再度ウキが沈んでいく。今度もゆっくりと巻き上げるとまたアオリイカらしきシルエットが現れる。ゆっくりと寄せ最後タモで掬いアオリイカ初ゲットー!と思いきや、スカっ、タモが空を切る。あれーっ、完全に掬えていると思ったのに、タモ枠が縦になっていたのか?。今度は確実に掬おうと意を消してライトを付けて回収しようとすると、ライトに驚いたのか、またブシューと水を吐いて逃げてしまった。その後、同様に仕掛けを放置するもそれ以上はウキは沈まず朝を迎えます。

日が昇り6:40頃からザリガニ餌での釣り開始。まずは小さなザリガニから消化しようとハタンポ釣りに利用していた3本針の胴付き仕掛けにザリガニの尻尾部分をチョン掛けして放り込む。すると直ぐにベラが1匹釣れた後、6:45、上がって来たのは小さなイシガキダイ。

おおーっ、まだイシガキダイいるじゃないか。残念ながら小さいのでリリース。


同様に続けると、次から次へとイシガキダイが釣れる。ウニ通しが使えない小さなザリガニはこうやって小さい針の胴付き仕掛けにチョン掛けして使えばイシガキダイが釣れるのか。今後はこの方法、アリだな。これは以前イシガキダイが入れ食いだった尾ヶ崎でザリガニでイシガキダイが何匹連れるか試した「ザリガニチャレンジ」ができるんじゃないか?あの時は午前中で餌が尽きるまで釣って13匹の記録だったが、今回はその時よりも弾数が多いので新記録が達成できるかもしれない。

6:49、2匹目。

 

6:55、3匹目。

 

7:00、4匹目。

 

7:05、5匹目。

 

7:12、イシダイが釣れた。足裏サイズなので後ろ髪引かれながらリリース。

 

7:16、イシガキダイ6匹目でやっと良型。キープ。

 

7:22、7匹目。

 

7:29、8匹目。

 

7:42、9匹目。

 

眠くなったので少し休憩した後、8:43、10匹目。

 

8:50、11匹目。

 

9:03、12匹目。

 

9:07、13匹目。

 

9:11、14匹目。新記録達成。

 

小さなザリガニが尽きたので大きなザリガニをイシダイ仕掛けに1匹掛けで釣る方法に変更。
9:34、15匹目。餌が大きいせいか良型が釣れた。キープ。

 

9:41、2匹目のイシダイ。36cmと食べるに良い大きさなのでキープ。久々のイシダイでうれしい。

 

大きなザリガニが尽きたので残った中型ザリガニの2匹掛けでの釣りを開始。
満潮になって波が岩場に這い上がって来るようになったので安全な場所に移動し再開。

沖の方をみると大量のウキグレが列になって泳いでいます。間もなくここもメジナシーズン突入でしょうか。
11:06、16匹目。

 

11:38、17匹目。

 

11:57、アカハタが釣れた。

 

12:20、18匹目。

 

12:52、19匹目。キープ。

 

今日はいつも釣れるブダイが釣れないなあと思っていると、ここで良型のオスのブダイがかかるがぶり上げようととしてバラし。残念。しかし、その後すぐの13:00に33cmのメスのブダイがかかる。

 

13:23、35cmのオスのブダイ。いきなりブダイが3連発で来るところが面白い。群れで周って来たのでしょうか。

 

ここで餌が尽きて終了。弾数が倍あれば30匹達成も夢じゃない?。空模様も怪しくなってきてポツリと雨が降って来たようなので急いで撤収。

 

本日のお土産は、イシダイ1(36cm)、イシガキダイ3(34、32、29cm)、アカハタ2(26、25cm)、ブダイ2(35、33cm)、ベラ1(次回撒き餌用)の5目9匹。

 

アカハタ1匹以外はザリガニで釣れ、正にザリガニ無双といった感じ。ザリガニチャレンジで釣れた石物はイシガキダイ19、イシダイ2の新記録。他の魚種も含めればザリガニだけで全26匹が釣れたことになります。前回と全く逆の釣果でびっくり。今日は底物の活性が全開でしたね。久々の大漁で帰りの荷物が重く大変で。久々にヒイヒイ言いながら汗だくで車まで戻りました。

帰宅した次の日、またザリガニ採取に向かったのは言うまでもありません。そして今回約1時間の採取で捕れたザリガニは前回を30匹上回る258匹!

 

残念ながら前回と違い大・中型のザリガニは数取れずチビザリばかりですが、また同じように胴付き仕掛けで釣れば釣果が期待できるので次回釣行が楽しみです。ただ期待しすぎると2回目は全く釣れないということも多いので謙虚な気持ちで挑みたいと思います。