9/25(土)、先週、先々週とコマセを撒いたので、今度こそクエが釣れるかもと、また西伊豆の黒崎にクエ釣りに行くことに。天気予報を見ると週末はだんだんと北東の風が強くなりそうなので、1回目のクエ釣りと同様、前日の夜から朝にかけて勝負し、朝方にお土産用のイシガキダイを釣る計画です。

前々日の9/23(祝)は、最近、江の島や真鶴で良型の石鯛が釣れているようなので、真鶴へイシダイ狙いへ行きたい気持ちが一杯でしたが、冷蔵庫の魚はまだ沢山残っているので、ぐっと気持ちを抑えて無駄な殺生は避けることに。代わりに、イシガキダイ用のザリガニ確保のためザリガニ採取dayとし、先日だいぶ水量が減っていた用水路へ水が止められる前に行って残っているザリガニを今のうちに確保することに。

用水路へ到着すると、すでに水が落とされていました。ガーン。。。


ただ、所々、水たまりが残っていたため岸辺に生えた草の部分をガサガサすることで、数は少ないですが何匹か確保することができました。


ツチガエルや、


絶滅危惧種のギバチも発見。


この前行った多摩川への流れ込み付近にも行って見ると、水は残っていましたが子ザリガニが2匹ほどしか取れず。

残っていたザリガニは既に大部分が野鳥のエサになってしまったのでしょう。ギバチは水が干上がると死んでしまうので多摩川の本流へ放流。


数がまだ足りないので立川市の残堀川へも行って見ます。ここは数が捕れませんが、きっちりザリガニ汚染されていることは確認済み。丁度、親子連れが魚を捕りに来ていて、ひっくり返した石の下にいた良型のザリガニを3匹くれました。少しレアなムギツクなどの魚を採取されていました。先程のギバチの話をすると、実はここでも時々捕れるようで家で飼っているとのこと。慣れれば生き餌でなくても飼えるとのことで勉強になります。秋川→多摩川→用水→残堀川のルートで流れてきたのか、あるいは多摩川から遡上して来たのでしょう。ザリガニは、なんとか今回分として、2箇所の採取で15匹ほど確保完了です。

本仕掛けが1組では心もとないので、自作で予備の仕掛けを作ろうと材料を購入。1組作る為にはおおよそ以下がのコストがかかることが分かりました。
・1mmワイヤー1m 110円(コーナン)
・スリーブ2個  100円(コーナン)
・蛍光ゴム管   50円(タックルベリー新品で必要長)
・40号クエ針   170円(ヤフオクで10本で1700円送料込み)
・サルカン    20円(タックルベリー中古)
・30号中通し錘  40円(タックルベリー中古)
合計490円。意外と高いですが、根掛りしなければ1セットをずっと使い続けられます。残念ながら今回、針の到着が間に合わず前回の仕掛けを使いまわすことに。

出発直前、tongariさんからブログに書き込みがあり有力な情報が。ウツボは外道対策として有効な餌となり、魚を泳がせるのも良いとのことで、今回、釣れたウツボを餌としてキープすると共に、クエ釣りと並行してサバ短でアカハタなどを狙い、釣れれば餌として泳がせてみることに。

前日の金曜日、可能であれば日暮れ前に到着したいと早めに出発しますが、国道16号線が片側工事で大渋滞、県央道を使いお金で時間を稼ごうとしますが、ここでも渋滞。シルバーウィークの連休の谷間であるためか一般道の車も多く、結局20:00頃に現地到着。荷物をまとめて磯へ下りようとしてはっとします。。。「あっ、、、救命胴衣と、そのポケットに入っていたライト忘れた。。。」

安全にかかわる装備が無い中、夜中に崖を下りて行くのは非常に良くないので、町へ戻って海中電灯を調達するなりすれば良いのですが、1時間はロスするだろう。。。良くないことは分かっていますが、今ある装備で何とかすることに。救命胴衣はあきらめ、ライトはスマホのライトを使うことに。スマホケースに10号のナイロン糸を付けて首から掛けれるようにし、予備のライト代わりに、新品の電気ウキが2個あったので、これも同様に首からかけられるようにして降りて行きます。大荷物を持って崖を下りながらスマホのライトの方向をキープするのが難しいですが、とにかくゆっくり、慎重に降りて行き、無事下に到着できて一安心。

今日もサバ10kgで勝負。
タックルを組み、撒き餌用にサバをカットし22:00頃にやっと釣り開始。これまでのウツボの高活性に懲りて、朝まで餌を持たせるため、まずは撒き餌無しで釣ってみます。それでも今日もウツボは高活性。すぐに餌がボロボロにされウツボが釣れます。釣れたウツボは予定通り餌用にキープ。


しかし、0:00を過ぎた頃にピタッとウツボの当たりが無くなります。どうなっているだろう。これでは餌が無くならない。慌てて撒き餌を撒き始めますがウツボは低活性のまま。ただ、長い時間待つと何とかウツボが釣れて来る。

0:00頃に3人グループが降りて来て、右先端に入った。時間的に前々回会った人かもと思ったが、明るくなってから確認すると違った。あんな時間に降りてくるなんて、みんな場所取りがんばっているなあ。。。でも度々自分のいるあたりの水面をライトで照らされることには閉口した。暗い磯は危険なのでお互い様で仕方ないですが、夜釣り時はもう少し気にしてくれると助かるのですが、まあ、人気の釣り場なので文句は言えないか。。。

1:32に並行して出しているサバ短をぶっこんだ竿で黒アナゴ75cmが釣れる。今日初めてのウツボ以外の魚でうれしい。


4:03にはアカハタ27cm。


結局、後半はあまりにも当たりが少なく付け餌のサバが残ってしまい、今回、エサとしてキープしたウツボや釣れたアカハタの泳がせの出番はありませんでした。無駄にウツボを殺生してしまった。。。でもウツボを逃がしていたら、同じウツボを何度も釣ることになっていたかもしれないので悩みどころ。

明るくなってからは残ったサバをサバ短として消化。5:47、アカハタ24cmを追加。

今回、2本ピトンを近くに立てたら取り回しが楽だった。

また、電気ウキが赤色ライトの代わりとなり助かった。

潮が満ちて来て波打ち際にマガニが上がって来たので5匹採取。イシガキダイのエサにする。


そんなことをしていうるうちに、3人の釣人のうちの1人が底物狙いでガンガゼを放り込んだ。見ていると、良型のイシガキダイを2枚上げた。30cm後半と30cm前半くらいか。しまった、先を越された。良型から釣れてしまうので、早いもの勝ちだから一番早く仕掛けを投げなければいけなかったのだが油断していた。慌ててザリガニをセットして放り込む。

しかし、時既に遅し。7:17に釣れたのは27cmのイシガキダイ。


そして7:48に2匹目のイシガキダイも27cm。

ああ、残り物は小型ばかり。。。


餌に手頃な大きさのザリガニが尽きたので、最終兵器登場。ジャーン、魚屋で売っていたアルゼンチン赤エビの頭。これを見た時、普通なら捨てる場所じゃないの?それを売るなんてなんて商魂たくましい。と半ばあきれたが、待てよ、これ、ザリガニの上半身に似ている。小型のザリガニと合わせれば、良型のザリガニの代わりになるのでは?ということで、今回合体させてみました。

しかし、これは失敗。一度冷凍したためかフニャフニャになっていて、投げるとエビの頭は取れてしまうし、魚が勢い良く食いつく気配もない。9:00頃には餌が尽きて撤収です。


北東からの風がやや強くなってきましたが、今日も海は穏やか。透明度も良さそうで釣り日和。気持ちよく釣るなら、断然、昼間の釣りですね。国破れて山河あり。。。



帰り道、前々回のように新たなザリガニスポットを探索します。田んぼは一度水を抜いて、収穫前にもう一度水を入れているところ。ということは、用水路にザリガニが溜まっているかもしれません。今回は、韮山駅北西の狩野川西岸にある田んぼ中の用水路。ウェダーを忘れたので長靴で入れる範囲でガザガザしてみます。水路を除きこむと用水路の底を繁殖したアカナリスが埋め尽くしていてザリガニがいそうにありませんが、

用水路を辿って行くと、所々、ザリガニが好きな植物が生えている場所があり、2個ほど、ザリガニのハサミが落ちているのを発見。よしっ、これは試してみる価値あり。
下りれる場所を探して足を踏み入れると泥にズブズブと沈んでいくのでこれは無理かとおもいましたが、その下はコンクリで完全舗装してあり、ギリギリ長靴で入れる深さ。水路を端から辿っていくと、やはり草があるところでザリガニが数匹捕れました。数確保しようとジャブジャブ進んでいくとだんだんザリガニの密度が濃くなっていき、沢山採れるエリアに突入。大小合わせて100匹位とれたので満足して終了します。
ザリガニ意外に以下のような生物がおり楽しい場所でした。

・メダカ大漁
・大型極太ドジョウ
・シマドジョウ
・25cm位のナマズ1匹
・ギンヤンマのヤゴ
・イトトンボ、イトトンボのヤゴ
・アマガエル、シュレーゲルアオガエル、トノサマガエル
だいぶ水量が少ないようなので、もしかすると、もう少ししたら用水の水が止められ、みな鳥のエサになってしまうかもしれません。

帰りはけちって一般道利用しようと1号線で箱根越え。後から調べると箱根新道って無料なんですね。利用する機会が無いので知らなかった。今度利用してみよう。ただし、小田原からの登り方向は、途中、平坦となった箇所でネズミ捕りスポットがあるそうなので要注意ですね。

本日の釣果は、黒アナゴ1(75cm)、イシガキダイ2(27cm×2)、アカハタ2(27cm、24cm)と小物が多く貧果でしたが、悔しくて無理やりキープしてしまった感じ。

相変わらずいい年して大人になれない自分です。


来週は2度目のワクチン接種や子供の運動会もあり、クエ釣りはひとまず3敗で今回一区切りとして終了する予定です。、今後チャレンジするかはグレーですが、クエ針を注文してしまったこともあり、またそのうち、気が向いたらチャレンジしてみようと思います。釣れるまでチャレンジしたいという思いも少しありますが、それに引きずられて沼にはまると、ますます釣り廃人化が進みそうで怖い怖い。。。