9/4(土)、先週真鶴で撃沈し、今週はまた安定の川奈へとんぼ返り。代り映えしないなあと思いつつも、久々に良型イシガキダイを確保でき、やはり釣りは場所だなあと、ますます川奈への依存度が高まり、新しい挑戦を怠ってしまう自分であった。。。

9/1(水)に1回目のコロナワクチン接種を受け、健康診断の採血よりも痛くなく、逆に大丈夫か?といぶかってたが、翌日きっちり副反応で腕が筋肉痛のようになり上に上げられなくなる。金曜日には快方に向かってきたので、これで週末は釣りにいけると安堵する。

週末の天気予報は曇りと雨の間でくるくる変わるが、金曜夜から土曜午後までは曇りで安定してそう。よって、土曜日未明の深夜から夜釣りでお土産確保し、午前中にイシガキダイを釣って昼頃に撤収することに。夜釣りは先々週にフグの大群に包囲された反省から、フカセは封印し、最近調子のよい磯際の胴付きでの脈釣りのみで勝負することに。朝になってからのイシガキダイ釣りは、今回は、まずガンガゼを1~2個使用しイシガキダイの活性を確認してからザリガニを放りこみ針掛りさせて1~2匹確保する。その時釣れた型を見て、小さいようであれば、八幡野のサイツナや、稲取の先のタルガノあたりへ移動し、同様にイシガキダイの型のチェックして回るのも良いかも。

エサは残り物のオキアミと捕獲したザリガニ、以前取ったイソガニが8匹ほど冷凍庫に眠っていたものを持参。他に行きがけにガンガゼ7個購入。980円也。

1:00に釣座に到着し準備中、タモ先をどこかに落として来たことに気付く。先々週に破壊したタモ枠を釣り糸で補強したものを捨てずに持ってきたのだが、背負子のバンドに挟んでいたのが磯へ下りる途中で落としたようだ。壊れた物だし探しに戻るのも面倒なので、今日はタモ無しで釣ることに。どうせナイロン5号で抜き上げられないような大物はかからないでしょう。。。

海況は安定していますが、北風がやや強く空気が冷たい。上着を1枚はおっているが、それでも肌寒い位。北に面した釣座なので、風で少し波がばちゃばちゃしている。魚の活性の面ではプラス要因かも。早速、期待して胴付きを磯際の底へ垂らしますが、あれっ、いつもならすぐに何等かの反応があるのに何も反応が無い。しばらくしてネンブツダイが1匹かかったのみ。こんな反応が無いのは初めて。雨の影響で水温が下がって魚の活性が下っているのか?。

エサ取りがいないので、そのうち大物がかかるかもしれないとプラスに考えて、時間をかけてじっくりと勝負することに。しばらくして重みのあるものがかかる。結構な重さなので、またジャンボムラソイがかかったかとぶり上げますが、残念ながらウツボ。オキアミ着けた胴付きにウツボがかかるまで魚の反応が無いって、どんだけ活性が低いのか。。。

その後、いつまで待っても全く魚がかからないので、思い切って棚を水面近くに変更すると、途端にネンブツダイとハタンポがガンガン当たってきた。なるほど、水面付近まで魚が上がって来ていて、逆に底には何もいない状況なのね。。。波で磯から落ちて来る生物が撒き餌になって棚が上になっているのかもしれません。日によって棚が全然違うとういうことがあるんですね。実感しました。当たりがあった方が楽しいので、夜明けまでネンブツダイとハタンポに遊んでもらってお土産なしで夜の部は終了です。

暗い内に、ルアーマンが4人やってきた。先々週いた人達だ。あとで釣果を聞きに行くと
ワカシやソーダが釣れた様子。自分も朝マヅメに少しルアーを投げてみますが、10投して当たりが無いので飽きて終了。毎度、根性ないです。。。

石鯛タックルを用意し、6:00過ぎにイシガキダイの活性確認のためにガンガゼを放りこむとすぐに当たり。どうせ小さくて餌がとられるんだろうなあと見ていると、ググっと穂先が食い込んだ。釣れたのは36cmのイシガキダイ。久々の良型です。

自分的には32cmくらい以上になれば良型。一発で釣れてしまった。身も厚くて食べる所が沢山ありそう。今日はもうこれで満足してしまった。八幡野等も場合によっては回る予定だったが、めんどくさくなって、今日はこの場所で粘って終了で良いやと楽に流れます。


2投目のガンガゼからは餌が取られるだけとなり、無為に高価な餌が消費されるのはもったいないので、カニ餌に変更。冷凍していたため、だらーんと柔らかくなっていたが、それが功を奏したのか、8:00頃、良型のブダイがかかる。40cm。

いわゆるカニブダイ釣りというやつですね。これでまたブダイの唐揚げが食べれる。


さらにカニで釣っていると、8:16頃に魚がかかる。上がって来たのはイシガキダイ34cm。

初めてカニでイシガキダイが釣れた。いわゆるライト石鯛釣りというやつですね。今までカニ餌では当たりは激しいのですが、針掛かりしたことがありませんでした。今回針掛りした理由として、冷凍・解凍で柔らかくなったので食い込みが良くなった、一度放り込んだカニを一度引き上げて再度投入したのでほどよくボロボロになり食い込みが良くなった、魚に一度おあずけして再投入したのでじらされた魚が勢い良く当たって針掛かってしまった、などが考えられます。


カニが無くなったので、やっと本命のザリガニで勝負します。8:45頃にやっと針掛りし3匹目のイシガキダイ。29cm。

 

8:52の4匹目は手のひら大。リリース。

 

8:58の5匹目はさらに小さい。リリース。

順調にサイズが小さくなって来ているので、これ以上やっても良型の確率は低く餌が無駄になるだけなので、このあたりで終了することに。余ったザリガニは次回に持ち越し。お土産は十分です。今日は曇りで暑さも控えめで助かります。

車に戻る途中で落としたタモ枠を発見し無事回収。ゴミ投棄とならず良かった。。。
 

本日のお土産は、イシガキダイ2(36cm、34cm、29cm)、ブダイ1(40cm)。29cmはキープするには小さかったかも。。。

 

今までに無く夜釣りの当たりが無くて、坊主となりどうしようかと思いましたが、イシガキダイ狙いで巻き返し、結果的には十分な釣果で満足。やはり約束の地の実力はさすがです。

良型イシガキダイのお腹は内臓脂肪たっぷりで身にも脂が乗っていました。

今が旬なのでしょう。秋の気配が出てきて良型イシガキダイが釣れ始めたので、秋の石物シーズン開幕といった感じ。良型は南の方から渡って来ているでしょうか。来週以降も新たな良型が補充されていることを期待します。