7/23(金)の4連休2日目、正確には7/22の22:00からですが、先週のリベンジのため川奈で夜釣り。今日は何としてもイサキの顔を見て抱卵の有無を確認したいので十分な時間と餌で勝負します。行きがけにオキアミ3kg分のコマセを調達しビニール袋2つに小分けします。それと冷凍庫で保管していた以前に余ったコマセ1袋の合計3袋(オキアミ4.5Kg分のコマセ)を持参。

計画では、22:00~4:00までフカセで夜釣り。その6時間を、2時間に1袋のコマセを使用することとし3ターンに分ける。1ターン目は前回イサキをばらした東方向の沖向きの釣座で勝負。1匹釣れればそのまま継続するが、釣れなければいつもの北側の釣座へ移動する。2ターン目北側でフカセで1匹釣れれば3ターン目もフカセ継続だが、釣れなければ胴付き仕掛けに変更して底付近を探る。4:00~8:00頃まではザリガニでイシガキダイ狙い。ん~。これならば前回のように坊主は避けられるはず。完璧!

前回、海況が悪くザリガニでイシガキダイの当たりが得られなかったので、イシガキダイを寄せる為にガンガゼ4個を購入したかったが、あおき釣具店で水槽の中を除くとガンガゼの粒が小さい。そこでガンガゼは粒のそろっている山哲で購入することに。山哲に寄った際、目に留まったのはマルキューの「ウニだんご」550円。今までウニだんごの撒き餌は試したことないけれど、すぐに素針にされてしまうガンガゼ4個600円よりも継続した効果が期待できるかもしれないので、今回は初めて「ウニだんご」を
試すことに。

磯へ下りる道は前回に増して蜘蛛の巣が増えており、竿ケースで払いながら進む。嫌だけど、蜘蛛たちが沢山いるおかげで虫の数が抑えられているだろうからその点は感謝せねば。

予定通り22:00から棚2ヒロで釣り開始。大漁でなくて良いので、とりあえず、1ターンあたり1匹で朝までに合計3匹くらい釣れてくれれば。。。暫くの沈黙の後、まず釣れたのはフグ。ポツポツと3匹ほど釣り上げる。もしかしてフグ地獄?。まあ反応が無いよりましかと、あまり気にせずに予定通り1ターン目をこなすことに。餌は毎投すぐに取られるので魚の活性は高いようだ。と、いきなりウキが勢い良く沈む。遂に来たか。そこそこの引きを楽しんでいると、突然強い力で走り出した。これは切られるっ!と少し糸を出したが、その隙に遠方に走られ根掛り。だああ!5号フロロのハリスを信じて力勝負すべきだったか。かなりの大物と思われる引きだったので正体見たかった。。。

その後、またフグが続いたが、23:25頃、反応の無いウキを回収しようとすると魚の反応。直ぐに浮いてきたので本命だろうと思ったら案の定イサキ、34cm。

まだお腹はパンパンなので旬は継続しているようです。今回もやはりメス。今季、オスが全く釣れてないのが不思議です。とりあえず、今回の目的はあっさり達成。心に余裕が生まれます。


23:40頃、またウキが沈みます。イヤイヤと首を振る手応え。変は反応と思って魚を救うと40cm位のイスズミ。

引きは弱かったのに意外と大きかった。リリース。


やがて1ターン目のコマセ終了。ここまでお土産はイサキ1匹だが、良型が3匹かかったので、2ターン目も同じ場所で釣ることに。今回は魚の活性が高く餌が取られ続けているので期待してしまう。

2ターン目を0:30開始。予定より30分遅れているので巻きでコマセをガンガン撒かなければ。餌は毎投げ取られるのだが、0:00をまわったあたりから魚がかからなくなる。少しポイントを休ませた方が良いのか?でも根気良く頑張ってみよう。時々ネンブツダイを釣り上げながら根気良く手返しを続けていると、2:02、岸寄りでウキが勢いよく沈む。すかさず合わせると強烈な引き。これま正しく1ターン目で掛けた大物と同じ引き。今度は正体を見てやる!と糸は絶対出さずに踏ん張る。ドラグがギリギリと少し逆回転する引きを何とか耐え浮かび上がらせると、残念ながらイスズミ。タモで掬うとかなりの重量。これは3kgはあるな。久々に釣る50cmオーバーのジャンボイスズミでした。

 

ジャンボイスズミは人生2回目。1回目は下田方面の三穂ヶ崎で夜釣りで釣り、せっかくの大物だからと持ち帰ったのですが、家族から臭みが強くて食べられないと不評だったので今回はリリースです。針を見ると延ばされていたので、このクラスと真っ向力勝負するには、もっと強靭な針が必要かもしれません。その後は良型の当たりなく2ターン目終了。

ここまで、お土産は1匹と振るわないものの毎ターン大物の当たりがあって楽しいので、今日は場所を変えずにこの釣座と心中することに。ハタンポやネンブツダイがポツリポツリと釣れる中、3:10頃、軽めの当たりが。子ムツ?と思って巻くと水面をものすごい速さで泳ぎまくる。これはもしや!と思って掬うと、案の定サバ。以前、大島の野田浜でサバが掛かった時、水面をあっちこっち勢い良く駆け巡る電気ウキが印象的でしたが、その反応と似ていたのですぐ分かりました。37cmと良型。

これは久々にしめ鯖が食べられると喜んでキープ。やがて東の空が明るくなりはじめます。4:00頃、今日はこれで終わりかと思った時、またもや強烈な引き。これはまたジャンボイスズミか。でももしかするとオナガメジナかもと期待しますが、暫くの引っ張り合いの後にすっぽ抜け。ああ残念。でも、今回、毎ターンに1回は強烈な引きを堪能できて楽しい夜でした。おそらく全てジャンボイスズミの所為だとは思いますが。。。


フカセ道具を片付け、フカセと同じ釣座で、5:00頃から日の出と共にザリガニでのイシガキダイ釣り開始。

 

今日は初めから当たりがあり、エサがどんどん取られる。ただ、大物はいないようで、何回か針掛りしかけるも食い込まない。ウニだんごを少し撒いてみるが、どうも効果が分からない。やはり本物のウニを放り込んだ方がダイレクトに当たりが観察できるので分かりやすいし楽しい。

6:00頃に1人カゴ師がやって来た。イサキでも釣れればとのことだが、これからかなり暑くなってくるし熱中症対策は大丈夫だろうか。それに、昼にイサキは難しいと思うのだが。ただ、何か釣れればということなので、そこまで気合いを入れて釣るわけでもなさそうだ。

東向けの釣座は仕掛けを少し動かすと根掛りが頻発する。ザリガニ使用時は道糸を張って待つため根掛りしやすく財布に厳しいので、やはりいつもの北向きの釣座へ移動することに。やっぱり快適さではその場所が一番。

7:00頃、釣座を移動し、せっかくだから足元にウニだんごを撒いておく。仕掛けを投入するとすぐに当たりあり。ウニ団子は針に付けて餌にでもしない限り、本当に効果があるのか分からない。10mほど前に仕掛けを投げ込んでまっていると、7:14頃、遂に穂先が舞い込んだ。上がって来たのは33cmのイシガキダイ。

最近釣っている小さなイシガキダイとは身の量が違い、久々の30cmオーバーの良型。このサイズが釣れれば自分にとっての今季のイシガキダイシーズン到来です。


残りのザリガニ消化のため足元に仕掛けを垂らすと、7:35頃にクイクイクイとイシガキダイとは異なる変な当たり。これはやつか、と巻き上げると、予想通りブダイ。良型で38cmオス。

 

餌が尽きたので8:00に撤収。すでに日が高く上り暑い。先程のカゴの方は釣れないそうで、既に竿をたたんでいる。暫くタバコをふかしながら、のんびりしてから帰るようだ。お先にと挨拶して先にあがる。まだ朝だというのにゴロタ歩きで汗だく。

何だか暑すぎてフラフラしてきた。ヒイヒイ言いながら休み休みあるいて今度は斜面上り。これまた息が上がって息が続かない。かなり体力が落ちているな。久々に熱中症になって倒れるかと思った。カゴ師の方は無事に帰れただろうか。


本日の釣果は、イサキ1、サバ1、イシガキダイ1、ブダイ1。

 

久々に、どれも30cmを超える良型で満足。およそ、当初計画したイメージ通りの釣りができた感じ。3度の大物の引きも堪能でき、スリリングな夜でした。

それにしても、昼間は気温と湿度が高すぎて命の危険を感じてしまう。今後は、楽に入れる場所や昼から影になる場所を選択したり、日よけや冷たい飲み物等、暑さ対策をよりしっかり行うことを、より心がけたい。